こんばんは、ナビゲーターのビー玉です。
美術史上、最も偉大は画家は誰だかと聞かれて、あなたは誰だと答えますか?
あの名画を描いたあの人かな?
本日は同時期に活躍した3人のカリスマ画家の世界にあなたをナビゲートします。
お時間よろしければ、最後までお付き合いください。
あなたは誰タイプ?
個性豊かすぎるルネサンスの美の巨人たち。
あなたはどのタイプですか?もしくはどのタイプが好きですか?
●自由気ままなアーティストタイプ
なんでもできると大口を叩くわりには、実現することは少ない。
絶対に失敗できないような重要な仕事なのに、ここぞとばかりに未開発の新技術を取り入れたがり失敗する。
だけど、アイデアは豊富で、当てる時は大きく当てる。失敗続きなのに何故かカリスマ的な人気がある。
●頑固な職人タイプ
人に頼ることが嫌い・・どんな大事業でも一人でなんとかしようとして、なんだかんだでやり遂げる。
仕事以外の衣食住にはまったく興味がないワーカーホリック。
雇い主からの信頼は厚いが、人望は薄い。というか人嫌いw 交友を図る時間があったら仕事をしたい。
●ベンチャー企業のカリスマ社長タイプ
性格も容姿にも恵まれ、異性にもモテモテ・・人を使うことに長けていて、多くの人を指揮して大きな仕事も難なくこなす。クライアントの要望を確実にこなし、人望も厚いスーパースター!
ただ・・・貞操観念はほぼなく浮気ぐせは尋常じゃない!だけど絶対に誰かの恨みを買うことがない天性の “人たらし”
当てはまる人はいましたかぁ?って、ほとんどの人はポカーンですよね(^▽^;)?
ちなみに私は人嫌いじゃないけど、どれに近いかと言われたら「頑固な職人タイプ」です( ✧Д✧) カッ!! なんでも一人でやろうとして迷宮入りします(;´д`)トホホ…ここはどこ?
この心理テストもどきは・・
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
ラファエロ
ルネサンス期の三大天才画家の特徴です。
もっとも偉大な画家は?
もっとも偉大な画家は?と聞かれて「レオナルド・ダ・ヴィンチ」だと答える人が多いんじゃないでしょうか?
ダ・ヴィンチの作品で有名なものは・・
モナリザ(1503ー1519年頃)
最後の晩餐(1495ー1498年)
これ以外の絵画を知ってる人は実はそれほど多くはないと思います。
人によっては「岩窟の聖母」とか「聖アンナと聖母子」「受胎告知」「洗礼者ヨハネ」などをあげる人がいるかもしれませんが・・
実は生涯に完成させた作品はものすごく少ないんです!!
世界的名画「モナリザ」も “未完成” だと言われています。
「最後の晩餐」なんて、壁画にはフレスコ絵の具で描くという常識を無視して、実験的に剥がれやすいテンペラ絵の具(卵や蜂蜜が原料の絵の具)を使っちゃったものだから、描いてる側から剥がれてきていました。今でこそ「最後の晩餐」が名画中の名画と言われていますが、発注者にしてみたら失敗作だと思っていたことでしょう・・
しかも!絵を発注しても何年たっても仕上がらない超遅筆!!!
もうね・・・気まぐれにしか書かなない冨樫義博(マンガ家ですw)みたいなものです( •ὢ•)
だけど、ダ・ヴィンチは画家だけではなく、軍事技術者でもあり、数学者でもあり、生物学者でもあり、医者でもあった・・そんな多彩な人物だとして知られていますよね!ダ・ヴィンチが送ったとされるミラノ公に当てた履歴書(のようなもの)にも「軍事技術者ですが、絵も書けます」って書いていたぐらいです(≧∇≦)
実際に膨大な数の武器のアイデアが残されています。
これなんて、現代のヘリコプターの原型と言われておりまして、一時期はANAの社章になっていたりもしたんですが・・・・
悲しいかなアイデアだけで、ダ・ヴィンチの武器が実際に製作されることはほとんどありませんでした(*´д`;)
当時は荒唐無稽で実現不可能なものばっかりだったんですよ(゚∇゚ ; )w
生まれる時代が早すぎました・・
こんな素描も残してたりするんですけどね…(ノ∀`)タハー
その情報はここで必要ですかっっ?!
えっと、失礼しました。
ダ・ヴィンチの功績はただただ「モナ・リザ」を描いたことにつきます!!
輪郭をぼかすスフマートと言われる陰影法。
色の濃さで遠近を表現する色彩的遠近法。
人の顔が優美に見えるの3/4斜めアングルの肖像画。
これらの技法が次世代に残した影響は計り知れません!!
そのたった1枚(それだけじゃないけどw)で「世界で最も偉大な画家」と言われるんだからスゴい!としか言いようがありません。
偉大な画家は?と聞かれて「ダ・ヴィンチ」と答える人は多いけど、好きな画家は「ダ・ヴィンチ」って答える人が少ないのは、残した作品が “好き” だと確信できるほど多くないからなんじゃないかと思います。
超エリートで孤高の画家
インテリ画家といえばダ・ヴィンチというイメージですが、実はダ・ビンチはちゃんと学校教育を受けてはいませんでした。膨大な知識はほぼ全て独学だったというのは逆にすごいなと思いますが、本人はラテン語を話せないのがコンプレックスだったようです。
無骨は職人イメージのミケランジェロは、貴族階級出身のエリートで、実は高学歴で教養も高く、ダ・ヴィンチが話せなかったラテン語もマスターしていました。
当時の彫刻家や画家は地位の低い職業とされていて貴族の子息がつく職業ではなかったんですが、家族の反対を押し切って彫刻家となりました。そして若くして彫刻家としての頭角を表したんです!
彫刻家ミケランジェロの名声をほしいままにしたのは若干24歳でヴァチカンに納められたピエタです。
ピエタ(1498 - 1499年)
このピエタが絶賛されて以来、ミケランジェロが88歳で大往生を迎えるまで、当時の教皇やメディチ家などの実力者がミケランジェロに仕事を依頼しようと奪い合いほどでした!
ダ・ヴィンチと同じように、彫刻だけに秀でた才能ではなく、絵も描き、建築家でもありました。そしてその全てに人並み外れた才能に恵まれていたんです。
そして、ミケランジェロの本当にスゴいところは、ダ・ヴィンチとは反対に、その膨大な仕事をほぼ全てやり遂げているところ!!
本来、ミケランジェロほどの仕事量になると、個人ではなく “工房” として、たくさんの弟子たちと手分けして仕事をこなすものなんです。
なのにミケランジェロは人嫌いの人間不振だったので、弟子を雇ってもすぐに解雇しちゃうという困った人なんです!
画家として最も名誉であり大仕事であったであろうヴァチカン(キリスト教カトリックの総本山)の礼拝堂の36m × 13mの巨大天井画を、4年かけてたった一人で仕上げたというから驚きです( д)゚゚
どれほど人嫌いなんだか(; ・`д・´)w
それが有名なシスティーナ礼拝堂の「天地創造」です。
しかも、この巨大な天井画を描いてから25年後、ミケランジェロが60歳を超えてから同じ礼拝度の壁に描かれたのが・・
最後の審判です。この巨大壁画もなんと一人で描き上げました!!
システィーナ礼拝堂を実物大で再現した「大塚美術館」(画像出展:大塚美術館HP)
いや〜神のごとき画家という異名は伊達ではありません。
夢の対決!勝敗の行方は?
実は、同時代に活躍したダ・ヴィンチとミケランジェロ。この2大巨匠の夢の共演の話があったんです・・・
ヴィッキオ宮殿の左右壁にそれぞれの絵を描かせるという世紀の対決です。
こんな大切な対決にですよ・・・
自由人ダ・ヴィンチは蜜蝋を塗った下地に油絵の具で描くという新技法で挑みました!
失敗フラグ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
案の定、新技法は描いたそばから絵の具が定着せずに流れ落ちるという大失態。
途中で嫌になったダ・ヴィンチは製作途中でまさかの海外逃亡です( ゜A゜;)マジデッ?
その後、ミケランジェロも教皇に別の仕事で呼び出されたことで、世紀の対決は、どちらも未完という形で幕を閉じました!
片やボロボロになるほど働き続ける孤高の彫刻家
片や大して働いていないのにカリスマ的人気を誇る画家
この二人が合うわけもなく、当然のことながら犬猿の仲でした(((uдu*)ゥンゥン
そんな二人ともと交流があったのが・・・・
希代の “人らたし” ラファエロです。
優秀なビジネスマン
ラファエロは画家で詩人だった父の元で優雅さを身につけ、元来の愛想の良さから誰からも好かれる美青年だったそうです。
あの人嫌いのミケランジェロからは疎ましく思われていたものの、ときおり自分の仕事を見学させてはいたようです。
なんと!癖のある性格のダ・ヴィンチにも可愛がられました。
ミケランジェロからは躍動感を表現する肢体が捻れるような螺旋状の形態(セルペンティナータ)を学び、
ダ・ヴィンチからは3/4斜めアングルなどを学び吸収し、
ラファエロの特徴である優美な女性像を加味しながら、瞬く間に人気の画家となっていきました!
大公の聖母(1505ー1506年頃)
ラファエロはミケランジェロと同じように、若くして才能を認められて、たくさんの仕事を抱えていましたが、ミケランジェロとは違って、弟子を育てるのもうまく、常に50人ほどの弟子を従えて工房として仕事を請け負っていたので、猛烈に仕事に追われるということもなくリア充を満喫していたようですよ(((uдu*)ゥンゥン
だけど、異性関係が派手すぎて、病気になって早死にしちゃうんですけどね(;´д`)トホホ…
そんなラファエロが尊敬していた「ダ・ヴィンチ」と「ミケランジェロ」を自分の絵の中に描いています。
アテナイの学堂(1509ー1510年)
希代の哲学者に扮したダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そしてラファエロ自身も描かれています。
見つけられますでしょうか?ヒントは記事内にあります♪(PCの方は絵をクリックすると大きくなります)
絵画表現が飛躍的に向上したルネサンス期に活躍した天才画家です。彼らの画法は現在の美術にも確実に継承されています。そんな3人の性格が全く違うというのも面白いものですね。
もう一度聞きましょうか・・
あなたは誰タイプですか?
もしくは、誰になりたいですか?
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
大人の美術館は毎週土曜か日曜の深夜に開館します。
また来週お会いいたしましょう(*ˊᵕˋ*)੭
*** 別館YouTubeも更新しています ***
よかったらお立ち寄りくださいm(_ _)m
コメント
Bonjour! 今年の11月からルーヴル美術館で「ダヴィンチ展」ですよ。
今から鼻血が出そうな勢いで興奮しています。
館長さんは難しいかもしれませんが、ビー玉さん、ぜひいらしてくださいね。めるも
めるもさん、ぼ、ボンジュール(^0^)
ルーブル美術館はにダヴィンチが終結するんですね!!それはものすごく行きたいです(T▼T)
うらやましい限り!!日本にも回ってきてほしいっっ
う~ん・・・
私めもミケさんタイプかな~(T▽T)
なので、自分にないものを持ってる
レオ氏とラファ氏タイプには憧れますよ(*´ω`*)
えたさん、コメントありがとうございます。
自称ミケさんが意外と多いです。私もその1人ですが(^^;)
日本人って自分で抱え込んじゃう人が多いから、ミケさんタイプが多いのかも知れない・・
憧れるのはダ・ヴィンチですね。自由に生きたい~~~~~(;;)
ビー玉さん、こんにちは
私はダヴィンチもミケランジェロも大好き
ですが…
若い頃システィーナ礼拝堂天井画とピエタを
見た時に鳥肌が立つほどの感動は
今でも覚えいます!また見たいです!
スマイルさん、コメントありがとうございます。
システィーナ礼拝堂も本物を見たんですね!!それはもう絶対に感動しますよね!
またいきましょう♪是非いきましょう♪ 私ももう少し落ち着いてたら世界旅に行きたいなぁ・・・
ミケランジェロのピエタ像は、サン・ピエトロ寺院で本物見たよ。ほんとにほんとに美しかった。やっぱ本物はオーラが違う! モナリザも見たけど、ちっこかった印象があるなー。どれも30年くらい昔だけどね。
ということで、ミケランジェロに1票!
Nickちゃん、コメントありがとうです♪
私、歳がばれちゃうけど、来日したモナリザを見たんだぁ・・・上野の美術館だったと思う!パンダも見たからw
まだ子どもだったんだけどね(^^;)
モナリザもパンダもすごい人だかりしか覚えてないwww
ということで、私はダ・ヴィンチかなぁ♪
うーん、僕は自由を求める雲のような猫のようなタイプと言われることが多いけど…
てか突然の冨樫さんワロタwww
彼は僕が尊敬すると同時にそうはなりたくない漫画家さんです(^^;
代表作の1つ・HUNTER×HUNTERは僕が一番愛するマンガなんですけどね、とりあえずそろそろ続き書いて下さいw
もりりんさん、コメントありがとうです。
渾身の冨樫さんに誰も反応してくれなかったらどうしようって思ってました(^^;)ありがたいありがたいっ!!
そうはなりたくないに笑ったけど、HUNTER×HUNTERは私が生きている間におわるんだろうか(==)そろそろ本腰いれてほしいっっ!!
はぁ~面白かった!バラバラだった切れ切れの知識が繋がりました(^o^)
私はミケランジェロの生き方が好きだけれど、作品だけで見ると圧倒的にモナリザですかね。あんな不思議な美しさに満ちた絵って唯一無二じゃないかなぁ(@_@)
才能の塊みたいなダビンチですが壁画が未完成のまま投げ出した話は有名ですよね。才能の垂れ流しタイプだったんですね(笑)
ラファエロは近くにいたら絶対危険だから近づきませんね(笑)
富樫の件がわかり易くて。╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
決してそうなりたいわけでないのに
レオナルド・タイプになってます。
好きで能率悪いわけではないです・・・(;´・ω・)
ほいほい沢山の量をこなす人に超絶な嫉妬を
感じます・・・。
未完成癖も・・・(;´Д`)。
生まれ持っての天才肌はダ・ヴィンチでしょう?!自分はダ・ヴィンチにはなれませんな!凡凡してますので。若かりし頃は仕事の鬼でしたから、あの頃はミケランジェロっぽかったかも・・・でも今でも人任せは嫌だし・・・ぜぇ~ったい違う!と言えるのはラファエロです。あっ!そう言えば豊田氏美術館にクリムトがやってきます!「ユディト」も見られる!
もちろんわたしはどれにも全く当てはまらない(;´Д`)
かすりもしない。。。
なれるなら・・・ラファエロになりたいな(゚∀゚)
なにをやっても許される人たらし・・・憧れちゃうな~ぐふふ( *´艸`)