こんばんは!ナビゲーターのビー玉です。
今宵は、【大人の美術館】へようこそ・・・
「プリマヴェーラ (春)」は美術の教科書の常連さんですし、誰も知ってる絵ではあるんですが、この美しい「春」の絵にたくさんの謎が隠れてるいるのはご存知でしょうか?
初期ルネッサン最大の謎と言われている『プリマヴェーラ (春)』の秘密に顔を突っ込んでみたいと思います。
お時間よろしければ、最後までお付き合いいただけると幸いです♪
春(プリマヴェーラ)
【作 者】サンドロ・ボッティチェッリ(1445〜1510年)
【作品名】春(Primavera -プリマヴェーラ-)
【年 代】1477年か78年または1482年か85年
【種 類】テンペラ
【寸 法】203cm × 314cm
【所 蔵】ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)/イタリア
世界でも有数の名画です。教科書や書籍などで目にしたことがあるという人も多いでしょう!
あまりにも美しい絵なので、意味もわからず見惚れてしまう人がほとんどだと思うんですが・・
よく見ると、意味不明な箇所が多数あります。
向かって右上の顔色の悪い人は誰?
その横の半裸の女性はなぜ口から手品みたいに葉っぱを出してるの?
花柄の服を着た人は、なぜそれを無視してるん?
天使はなぜ目隠しをしてるの?
などなど・・・
まだ誰も真相にたどり着いていない謎もありますので、妄想し放題ですよ〜٩(●˙▿˙●)۶
パッと見ただけでもこんなにたくさん謎があるのに、そんなことはお構いなしに万人を惹きつける「春(プリマヴェーラ)」の魅力は魔性の恐ろしさすら感じます。
ちなみに「春」というタイトルは画家がつけたものではありません。絵を観た人が「春」っぽいってことでそう呼ぶようになっただけですので、本当に春がテーマなのかどうかもわかりません。
さらっと画家のことなど・・・
サンドロ・ボッティチェッリ
ルネサンス期にイタリアで活躍した画家です。
代表作は「ヴィーナスの誕生」「春(プリマヴェーラ)」。ヴィーナスの誕生ではルネサンス期に初のヌードを描いたといわれいます。
本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ (Alessandro di Mariano Filipepi)です。
ボッティチェッリはあだ名です。
兄が大酒飲みで大きな体をしていたので「樽」という意味のボッティというあだ名でした。チェッリというのは「小さな」という意味です。
「樽の弟」という身も蓋もないあだ名ですねwww
そんな「樽の弟」は、一昔前の映画俳優のように破天荒な人で、兄と同じく大酒飲みでおしゃべり上手、人から好かれる愛されキャラだったらしい・・・
メディチ家との関係
(作者不明 ロレンツォ・デ・メディチ)
当時のフィレンツェで飛ぶ鳥を落とす勢いだったメディチ家の若き当主ロレンツォとは歳が近く、古くからタメ口で話す友人同士でした。
ロレンツォはボッティチェッリのことを「食いしん坊でハエよりも厚かましくおしゃべり上手」だと言っていたとか
そして、「彼と話すのはなんと楽しいことか」とも・・・
うん、悪態つきながらも一緒にいると楽しいと言われるとは、本当に愛されてたんだなぁって思います。
そんなメティチ家との深い関係があったからこそ。
キリスト教至上主義で宗教画以外が認められないような時代に、キリスト教とは相反する多神教のギリシャ神話の世界を描き、革命的なヴィーナスの誕生(ヌード)を世に生み出すことができたのだと思います。
そんなボッティチェッリはお金には無頓着で、絵を描き上げて大金が入るとザルにお金を入れて弟子たちに「使っていいよ〜」って玄関先に置いていたそうです。
お金目当てに群がってくる人たちばかりを見ていたロレンツォには、そんなボッティチェッリが新鮮に映ったのかもしれませんね。
ヌードの歴史はこちらの記事をどうぞ♪
さてさて、そろそろ「春(プリマヴェーラ)」の秘密に迫っていきましょうか・・・
登場人物の紹介
まずは「春(プリマヴェーラ)」に登場する人物たちを紹介いたしましょう♪
向かって右から・・
顔色が悪く今にも吐きそうになってるように見える青い人は西風の神ゼピュロス。吐きそうなんじゃなくて、この楽園に春の風を吹き込んでいるんです。
そんなゼピュロスが捕まえようとしているのが精霊クロリス。クロリスはゼピュロスと結ばれることで春の女神フローラに変身します。
その変身した姿が花柄の服を着て花を撒き歩いているフローラです。
右から左に時間軸が流れているのです。
恋は盲
中央は愛の女神ヴィーナス。その上にいるのは天使ではなくヴィーナスの子どもであるエロス(キューピット)。
エロスが目隠しをして弓を構えています。
狙っているのは、ヴィーナスの付き人の3美神。
左から「愛欲」「貞節」「美」です。
エロスは「貞節」を狙っているように見えますが、目隠しをしていますからね。
矢を放ってみないとどの女神に当たるかわかりません。
恋は盲目ということですね
そいういうことです! いくら狙っても上手くいかないのが恋( ✧Д✧) カッ!
そして、一番左端で雲を杖でつついている青年はヘルメス。伝令の神の他に富や商売を司る神様でもあります。
メディチ家とのつながり
この絵を依頼したメディチ家は商家です。
ヘルメスはそんなメディチ家の象徴でしょう。
メディチ家は金融業で財を成しましたが、もともとは薬局を営んでいました。
「医療」「医学」などの意味を持つ「medical(メディカル)」はメディチ家からきています。
ヘルメスが持つ「ケリュケイオンの杖」は、医療の象徴とされる「アスクレピオスの杖」とよく混合されます。
アスクレピオスの杖 | ケリュケイオンの杖 |
そんな医療の象徴とも混合される杖で黒雲を払っているのは、依頼主であるメディチ家へのサービスでしょう。
足元に散らばる花や植物は40種類以上、500本ともいわれ、そのほとんどは春に見られる愛を意味する植物ですが、中には死を意味する植物もあるのだとか・・
愛か死か、注目する花によって解釈が変わってくるのです。
テーマは「死」? それとも「愛」?
追悼の絵だったという説
当時フィレンツェで絶世の美女と謳われた女性がいました。
シモネッタ・カッタネオ・ヴェスプッチです。
ジェノバの港町で生まれ、15歳で裕福な商人マルコ・ヴェスプッチと結婚し、フィレンツェに向かったシモネッタはロレンツォの弟でフィレンツェの美貌の貴公子と呼ばれたジュリアーノ・デ・メディチと出会い恋に落ちました。
不倫ではあるんですが、当時は妻をも出世の足がかりに使うのが当たり前の時代です。
大富豪のメティチ家と関わりができる二人の出会いに夫も一役かっていたとも言われいます。
有名なエピソートとしては、兄ロレンツォが主催する馬上槍試合(giostra)でジュリアーノは勝利の女神にシモネッタを選び優勝します。
優勝の冠をジュリアーノに授けるシモネッタ。
このドラマのように美しい光景にフィレンツェ中の人々が酔いしれ熱狂しました。
しかし、その翌年に23歳の若さでシモネッタは肺結核で亡くなります。
そして、その2年後ジュリアーノも暗殺によって不慮の死に見舞われます。
弟を殺されたロレンツォの悲しみと怒りは凄まじく、暗殺に加担した70人もを全員惨殺し、民衆の前に吊るした言われています。
若くして亡くなったジュリアーノへの追悼の意味を込めてボッティチェッリに依頼した絵が「春(プリマヴェーラ)」、というのがテーマを「死」とする考え方です。
絵に描かれているのはジュリアーノとシモネッタの生前の姿
二人が永遠に一緒にいられるように願ったのかもしれません。
ヘルメスは冥府への案内役という役割も担っています。
この絵の世界観は死後の世界で、観覧者はヘルメス(ジュリアーノ)に連れられて冥府の世界を垣間見ているのかもしれません。
結婚のお祝いに描かれたもの
ボッティチェッリの代表作である「春」と「ヴィーナスの誕生」は対として描かれたというのが最も有力な説です。
ロレンツォは「プラトン・アカデミー」という文化サロンを主催していました。
古代の哲学者であったプラトンの説を発展させた「新プラトン主義」の解釈に基づくサロンです。
新プラトン主義とは
新プラトン主義では・・
「春(プリマヴェーラ)」は生殖行為を含む肉体的な愛。
「ヴィーナスの誕生」は精神的な愛。
この二つが合わさって初めて完璧な愛になる、という考えです。
プラトニックラブの本当の意味
昔、人間は球体で、男女(私は同性でもいいと思っています)に分かれて半球になります。その分かれた片割れの半球に巡り合うために人は他人を求め、そして「一つになりたい」「球体に戻りたい」という欲求が生じ、それが愛だというのです。
精神的に片割れを探し、出会ったら溶け合って、一つになるのが完全な愛・・・というのが真のプラトン的愛、いわゆる「プラトニック・ラブ」です。
ボッティチェッリの二つの代表作はこのプラトニック・ラブを表現した結婚祝いに送るにふさわしい絵ということになります。
観覧者は1つになりたいという欲求が「春(プリマヴェーラ)」と「ヴィーナスの誕生」を観ることによって叶えられ、安心してリラックスすることができたのかもしれません。
死と愛・・・そして循環する「生」
私ビー玉は、この「春(プリマヴェーラ)」には「生」を感じます。
これは愛の女神ヴィーナスが支配する世界。
ゼピュロスは真っ青です。もしかしたら凍てつく冥府より魂を運んできたのかもしれません。
ゼピュロスとクロリスが交わることで凍えた魂は種となり、クロリスの体内に流れ込みます。クロリスの体内で育まれた種は芽吹き、生気溢れる花として地上に産み広げられるのです。
魂の救済でもあり、子孫繁栄もありあります(((uдu*)ゥンゥン
三美神「愛欲」「貞節」は相反する性質をもっているけれど、「美」によって調和し、世界の均等を保ち大地に豊穣をもたらします。時々エロスの悪戯で調和は乱れるときもありますがwww
そして、地上での役目を終えた魂はヘルメスに導かれて休息の地へ向かい・・そしていずれはまた地上に生を受けるのです。
そんな「生」と「死」がヴィーナスを中心としてぐるぐる回る魂の循環を描いているように感じます。
この綺麗な円形に私は癒されます。
みなさんはどんな印象を覚えましたか?
人の数だけ解釈はあると思います。楽しみましょう♪
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当美術館は毎週土曜か日曜の深夜に開館します。
特集希望の絵画や要望がありましたらご遠慮なくコメントやメッセージなどいただけたらと思います。 得意なものなら書きます( ✧Д✧) カッ!! ←w
不得意はものは・・・勉強します(^▽^;)
それでは、また来週(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
「大人の美術館」は動画でもお楽しみにいただけます
コメント
この時代の絵画はとても好きです(^∇^)理由はわかりません(・_・; とにかく惹かれます どれだけ見ても飽きないし時間を忘れるくらい見ちゃいます(≧∀≦) ジオットもいいけどボッティチェッリの方が好きかなー( ̄∇ ̄) より将来?その後?を妄想させる作品な気がする(・_・; よくわかんないけど…
作品テーマがわからずの解釈が好き放題なものは面白くていいですね(*´-`)
リクエストできるのなら…ちょっと年代とか違うかもだけどダーフィット・テニールスの作品をお願いしたいです(・_・; 個人的は聖アントニウスの誘惑なんかが好きなので…
今回も楽しませていただきました(≧∀≦)ありがとうございましす\(^o^)/
櫂さん、コメントありがとうです♪
私もバロックがらルネサンスにかけての絵が最も好きです♪ ボッティチェッリは私も大好きなんですが、春とかヴィーナスの誕生のような華やかな神話絵は、晩年に本人の意志によって焼かれちゃって、メディチ家にあったこの2枚しか残っていないというのは残念ですよね・・・ボッティチェッリの宗教画は少し硬い感じがして、個人的にはもうちょっと色っぽいものが好きです(* ̄∇ ̄*)エヘヘ ダーフィット・テニールス・・・名前ち絵しか知らない画家さんのリクエストがきちゃった(^▽^;)w だけど聖アントニウスの誘惑というテーマは好きです♪ 近々特集しますね〜〜!!ダーフィット・テニールスについては少し勉強します。もうちょっと待っててくださいね。良い機会を与えてもらって感謝感謝ですm(_ _)m
ほんとだ~~~
この絵画は結構違和感がありますね!
顔色の悪さにぷぷっときましたがよく見たら「愛欲」「貞節」の美神以外は誰も視線が合ってない、なんか他人行儀みたいな。
うんうん、確固たる説が無い分、妄想が膨らむっていうのが分かってきました~~~( ´艸`)
marimoちゃん、コメントありがとう♪
あ〜〜〜視線かぁ・・私は気がつかなった!!今度は視線に注目していろいろ妄想してみよう(๑•̀ㅂ•́)و✧ なにかひらめいたら追記しよう!
愛と美は似て非なるとか美しいことばかりじゃないみたいなね!いろいろと楽しめそう♪いつも良い気づきをありがとうね♪
そうそう・・妄想の世界は正解がないから、どんどん楽しもう٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶
相変わらず深いわ~( ˘ω˘ )
ビー玉さんは博学ね~(*´˘`*)♡
アスクレピオス…
いつだったかそんな医療ネタの
ジャンプコミックスがあったな~…
内容、全然覚えてないけど(^▽^;)
いつか神話とかも勉強してみたいな~♪
(老後になる予感しかしない(笑))
スヤスヤちゃん、コメントありがとう♪
博学じゃないのよ・・・知ってることはいろいろあるけど、範囲が狭いの(^▽^;) 世の中の常識はよく知らないwww
マンガも貴重な資料です。そのマンガは読んでみたいな(((uдu*)ゥンゥン 神話はわたしのブログでもこれから書いていくと思うので、よかったらまた遊びに来てね〜٩( ᐛ )و
僕もこの画を見て一発目に飛び込んできたのが、右の死神のような御仁なんですが、春の神様だったんすね(^^;
・・・なんかそれにしては、顔色悪いし、春っていうよりは終末を運んできてそうな感じwですが、歴史に作品と名が残るアーティストの感性は僕のような一般フォー野郎には到底たどり着けないところなんでしょうな(*´ω`*)
えたさん、コメントありがとう♪
私もこの絵を初めて見た時は、「吐きそうなの?」って思ったよ(≧∇≦) そうそう春の風を運んでくる神らしい!私も半分死んでるんじゃないかと思ってなんでこんな顔色に描いたんだろうっていろいろ妄想してて、まだ途中w
次いなってる「ヴィーナスの誕生」では普通の顔色なんだけどねぇ(゚∇゚ ; ) 冥府の魂の飲み込んで二日酔いなのかもねぇ(((uдu*)ゥンゥン
週末を運んできてるって考えるとサスペンスになって面白いよ♪ 愛の世界にサスペンス・・・おもしろい( *• ̀ω•́ )b グッ
「プリマブェーラ」・・これ、音楽会のパンフやレターセットなどの雑貨等によく使われていますね。
ボッティチェリのエピソードで、大金をザルに入れて気前よくお恵みしてあげる部分がいいです。ケチは、芸術家という感じがしないので、いいですね。
春の風を吹き込むゼピュロスが春の風とは、ほど遠い顔色ですね。
右から左の時間軸は、日本のたて読みと、同じですね。西洋では、文字は左からなのに、絵は、日本と同じ方向からの解釈なのですね!
ウラジーミルさん、コメントありがとうです♪
この絵は本当にいろんなところで使われるけど、実際どんな絵だといわれるとちゃんと説明できる人は少ないと思います。私美術のことを教えてもらってる大学の先生も随分博識だけどわからないって言ってました(゚∇゚ ; )
まあ・・研究してる人でもわからないんだし、素人はなにを妄想してもOKってことです٩( ᐛ )و
確かに時間軸が逆です。ゴーギャンの輪廻転成をテーマにしていると言われる絵も逆だったので、こう円を図が出来上がるような場合は逆なのかと想像したり、人間の時間軸とは違う世界だと言いたいのかも・・とかいろいろ想像して楽しんでおります( *• ̀ω•́ )b グッ
小さい樽さん、なかなか豪快で面白い奴だったんだねぇ。お金持っていっていいよ、ってのが、太っ腹で好きだなぁ。
今回はとても深い内容だなーと感動しました。(いつもアダルティーな話をついつい期待してしまうダメな私です)
Nickちゃん、コメントありがとうです♪
私の周りにもこんな豪快な奴がいればいいのにwww たぶん、いつもメディチ家の当主と飲んでて、自分で払ったことがないからだと思う(^▽^;)
飲み食いがタダでできたら弟子に太っ腹なところ見せたいもん(((uдu*)ゥンゥン ←弟子はいませんw
私もアダルティーな話をしたくてうずうずしてたりします。毎回アダルテーィだと人間性を疑われるんじゃないかと思って2回に1回はエロなしを心がけております( ✧Д✧) カッ!!
「樽の弟」…まずこれに爆笑!!
それにしても見たことあるこの絵にそんな深い意味があるとは…。人物一人一人、描かれている植物一つにも意味があるんですねぇ…。描く題材が自由でなかったから?なんでしょうか…。それとも依頼した人が欲張りで「これもあれも入れて!」とオーダーしたんでしょうか?謎だぁ~!
でも絵の所有者さん、個人的に依頼した絵が後世、こんなふうにみんなに見られて意味まで探られて、天国で「んもう~(*ノωノ)」って思ってるかもしれませんね…なんて想像したりして(≧▽≦)。
ashさん、コメントありがとうです♪
絵画は今でいう「映画」みたいなものだったと思うので、昔の人は絵にいろんな情報を詰め込もうとしたんでしょうねぇ・・・サスペンスだったり、ホラーだったり恋愛だったり(((uдu*)ゥンゥン 印象としては晩年になると小難しい絵を描きたくなる傾向にあるみたい(^▽^;) 今の映画監督や小説家さんと似たところがあり気がします(ΦωΦ)フフフ… 文化も風習も人の考えかとも10年もあれば一変しますから!天国で「そうじゃないんだよねぇ・・」「今時の若いものは」なんて画家同士で愚痴ってるかもしれませんなぁ(((uдu*)ゥンゥン
こんにちは。
スタッフ紹介の中の「R20の絵画企画展」に強く惹かれました。
いいですねー、もうぜひにでも。
めるもさん、コメントありがとうです♪
R20に期待してるひとが思いのほか多くて・・・冗談で書いたんですが、実現しないとダメですねぇ(゚∇゚ ; )
へぇ!ボッティチェッリってあだ名たったんだ。樽の弟って酷い(笑)!
ヘルメスもメディチもさんざん石膏像をデッサンしていたのに何も知らなかったな(@_@)勉強になりました。もちろん「ビーナスの誕生」も「春」も何度となく見ましたがギリシャ神話が元なんだな…というあたりで知識が終わってました。生と死のループがあったなんて気付きもしませんでした。知ってから見るとやっぱり違いますね。
高校生の時、デッサン室で画集を見ながら「ねぇ、ボッティチェッリのビーナスってさ、首と躰のつなぎのデッサンおかしくない?」って言って、美術部の仲間にドン引きされたのを思い出しました。なんて罰当たりな
ヨウコさん、コメントありがとうです♪
ひどいあだ名ですよね(゚∇゚ ; ) 同じあだ名でももうちょっとかっこいいのがいいけど、それをペンネームのように使ってるボッティチェッリって面白い人だったんだろうなぁ・・って想像しちゃいます。
私が絵のことを教えて持ってる大学の先生も「この絵はわからん」っていっていたので、好きに妄想させてもらいましたwww 生と死のループも正しいかどうかはわかりませんが、その方が面白いかなって妄想して楽しんでます。春と誕生では同じゼピュロスでも表現が全然違うのに何故なのかなぁ・・・と思うと、つい妄想が膨らんでしまいました(^▽^;)w
これはこれは「ヴィーナスの誕生」の反対側にあると思っていたら「プリマヴェーラ」と対で見る!とは思ってもいませんでした!ま、有力な説ということですから間違いないのでしょう。それと今回初めて知ったのは、ボッティチェリがあだ名wwということ!驚いたわぁ・・・・絵のほうも右から左への時間軸!というのがとてもわかりやすい説明で、その後の解釈もなるほど!と納得できますねぇ・・・しかし冥府からの風を受けて交わり春が来て・・・もーわかんね・・・でもなんとなーく輪廻転生という解釈をしても、バチは当たらないと思うけど・・・ダメかね?
pope兄さん、コメントありがとうです♪
同じ部屋bに展示さてますもね(((uдu*)ゥンゥン 時代も違えば描いてる画材も違いますが私も対になってる説は面白いなと思います♪想像が広がります!
まさに輪廻転生だと思いますよ!生命が生まれて死んでまた生まれ変わってという愛(生殖)のループだと思ってます( *• ̀ω•́ )b グッ
キリスト教に輪廻転生の理念はないですが、ギリシャ神話には「死なない」という概念があったので、肉体が死んでも魂は死なないという・・・・・うわ〜〜〜〜!!私もわからなくなってきた!!でも輪廻転生説は大賛成です( *• ̀ω•́ )b グッ
ちょっと春の神様が怖いんですけど・・・。うちには来ないでほしい気がしなくもない><
きっと1枚の大作を作成する最中に、画家はいろいろな思いを込めるんでしょうね。
輪廻も時の移ろいの1つと考えれば、それはきっとロレンツォの大きな慰めと大いなる希望になったかもしれないですね。ボッティチェリから友ロレンツォに対する友情という愛だっかもしれない・・・なんてね(^^♪
momさん、コメントありがとうです♪
え〜〜〜春がこないとずっと冬だよ〜ヾ(。>﹏<。)ノ゙ 寒いよ〜〜〜〜!! 昔の絵画はいまでいう「映画」みたいなものですからね〜!!いろんな物語を見てる人に発信してたと思います。現代の私たちにはそれを自然に受けとるには文化も風習もかわっちゃってますからねぇ・・想像するしかありません。ボッティチェリとロレンツォの友情物語、いいですね〜♪ミステリーっぽく感じていた話が実は感動対策だったという感じで面白みが増します( *• ̀ω•́ )b グッ また想像するネタが広まった(≧∇≦)♪
( ̄。 ̄)ホーーォ おもろいなぁ。。。
こういう説を知ってると絵を見る目も変わるな。(゚д゚)(。_。)ウン
ましゅーさん、コメントありがとうです♪
ただ綺麗な絵がミステリアスに見えるでしょ?なにか正しいかわからないからこそ自由に楽しみたいと思います( *• ̀ω•́ )b グッ
ここの記事で言うことではありませんが感謝を述べたくて……
前まではブグローだけしか好きではありませんでしたが、このサイト、大人の美術館のお陰でたくさん素敵な絵画を知ることができましたし、好きな画家も増えました!知識も増えて更に絵画を楽しめそうです!
本当にありがとうございます!
場違いなコメント、お許しください
q.tさん、コメントありがとうです♪
いえいえ・・本当にもう、こちらこそ素敵なコメントをいただきありがとうございます。ブグローはわたしも好きです。このブログのアイコンとしても使わせてもらってます♪
私もまだまだ勉強中なので、自分の勉強のためにブログを書いてるようなところがあります。そんな情報を共有できているとしたら、こんなうれしいことはありません。励みになります。本当にありがとうございますm(_ _)m
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