【大阪市立美術館】「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の感想!格安チケットや駐車場情報

美術展ガイド

こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。

本日は出張美術館

大阪市立美術館 特別展「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」へ行ってきました。

何もない灰色の壁からキューピットが現れた!修復により現れたキューピットにはいったいどんな意味が隠されていたのか?

絵画展の感想&解説からブログの最後には穴場の格安駐車場まで掲載しています。

「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を楽しむための完全ガイド。

よろしければ来展時の参考にしてもらえると嬉しいです。

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「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の概要

フェルメールの初期作品「窓辺で手紙を読む女」の右上の壁の下にキューピットの絵が塗り込められているのが1979年のX線調査により発見されました。

だけど、そのキューピットはフェルメールが消したのか、はたまた後世に壁が塗られたのか分からなかったんです。

長い調査の結果、キューピットと壁の間に汚れの層があり、その層はキューピットが描かれてから数十年が経過していることがわかりました。

その結果からフェルメール自身ではなく後世の画家がなんだかの理由でキューピットを消したと断定されたんです。

「窓辺で手紙を読む女」を本来の姿に戻すための修復が2018年から始り2021年についにキューピットが灰色の壁の中から現れました。

その修復後、初めて海外に貸し出されるのが日本の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」なのです。

所蔵しているドレスデン国立古典絵画館以外では修復後世界初公開。

修復を終えた「窓辺で手紙を読む女」以外にフェルメールと同時期に活躍した画家の作品が70点来日します。

2022年2月東京、2022年4月北海道を経て2022年7月に待ちに待った来阪!

ちなみに10月には宮城へ向う超大型巡回です。

 

では大阪会場の概要を詳しく紹介

開催場所

 

開催場所は天王寺公園内にある大阪市立美術館。

大阪市立美術館
〒543-0063
大阪市天王寺区茶臼山町1-82※地図や最寄駅はブログ後半に

 

日本でも有数の歴史を持つ美術館。

住友家の本家だった土地を譲り受けてオープンしたのは昭和11年(1936年)。

昭和初期に流行した和洋折衷が特徴の帝冠建築(ていかんけんちく)は重厚感がレトロな雰囲気が最高に素敵な美術館。

開館時間・定休日

会期:
2022年7月16日(土)〜2022年9年25日(日)

その後、宮城の宮城県美術館
2022年10月8日(土)〜11月27日(日)

開館時間:
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

夜間開館日:
9月3日、10日、17日、23日、24日 9:30~19:00(入館は18:30まで)

休館日:
月曜日(8月15、9月19日は開館)

観覧料と格安チケット情報

作品数にしたら少々お高めかな・・

一般高大生
料金(税込)2,100円1,500円
前売り・団体1900円1300円

中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料

 

土日祭日(8月12日〜15日、9月20〜22日も含む)は日時指定の予約制

その他の平日はフリー入場制で予約は必要ありません。当日券もあります。

チケットは公式オンラインチケットにて購入可能

産経iD(ファミリーマート引取)
チケットぴあ(Pコード:993-673)
ローソンチケット(Lコード:58666)
セブンチケット(セブンコード:095-939)
イープラス、CNプレイガイド、近鉄駅営業所などで購入できますが、土日券は公式ページから予約が必要です。

チケットは購入するのも、オンラインで買ったチケットを確認してもらうのも美術館に入ってすぐ。

絵画展の入り口かと思って一瞬通り過ぎてしまった。

受付でQRコードの確認後に半券がもらえます

これは何気に嬉しい♪

【フェルメール展をお得に観覧するためのチケット購入方法】

チケットショップを利用すると少しだけ安くチケットをGETできます。

私が確認した限り、現在の相場は1900円ほど。展覧会の最終日が近づくと格安でGETできるかもしれません。金額は日によって変動します。

【美術館に近いチケットショップ】
チケットスーパーあべちか店
JR天王寺駅に直結した「あべちか」に店舗あり!500円以上のお買い物で駐車場100円引き!

JRや地下鉄から美術館へいく5番出口にも近いので少しでもやすく見たいという方は立ち寄ってみてください。

音声ガイド

音声ガイドは女優の小芝風花さんと声優の梅原裕一郎さん。

風花さんの声ははっきりと聞き取りやすく、梅原さんの声は色っぽかったぁ!

音声ガイドは挨拶も含めて17箇所、解説時間は35分。価格は税込600円

会場はライトを暗く抑えていて解説も文字が読みにくいです。しかめ面して説明文を読むよりも音声ガイドで耳から情報を入れる方が集中できます。

絵の描かれた時代背景なども詳しく解説してくれていたので、絵を深く理解するのに役立ちますよ。当時の音楽も雰囲気があってよかったです。

 

所要時間と混み具合

「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を鑑賞するための所要時間は1時間半から2時間。

展示作品はそれほど多くはなく、フェルメールは1点だけ

通常のフェルメールに比べたら混んでいなかったので、しっかり鑑賞しても2時間ほどでした。

エントランスの混み具合はこんな感じで、平日ならそれほど混んではおらず余裕があります。

展覧会場も広く絵と絵の間も広くとられていて、人が密になって怖いと思うことはなかったです。

ただ、会期の後半になってくるとテレビでも宣伝や特集番組などをみた人が来展するので混んでくると思われます。

密を避けたい人は早めの来展をおすすめします。

私のおすすめ鑑賞タイムは平日の正午前後と夕方。

どの展覧会でもそうですが、正午はランチタイムなので観光バスで展覧会にくるような団体客、遠足で訪れるちびっこもいません。

友達同士のマダムたちも少なめです。

混雑状況は【公式】ツイッターで確認することができます。
https://twitter.com/vermeer_info

 

係の方に確認したところ、16:00以降も比較的空いているとのことです。

普段は17:00に閉館なので駆け足になりますが、9月3日、10日、17日、23日、24日は 19時(入館は18:30まで)まで開館しています。ゆったり観覧できるチャンスなので仕事帰りにでもいかがでしょうか?

 

「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 感想&レポート

序章  修復完了までのビデオ上映

第1章 レイデンの画家=ザクセン選帝侯たちが愛した作品

第2章 レンブラントとオランダの肖像画

第3章 オランダの風景画

第4章 聖書の登場人物と市井の人々

第5章オランダの静物画

第6章 複製版画

第7章 《窓辺で手紙を読む女》の調査と修復

第7章からなる17世紀のオランダを存分に堪能できる絵画展です。

全体的に地味ではあるんですが、これほど多くの風俗画が描かれたのはカトリックの影響が少なく、市民や商人などの富裕層が活躍したオランダならでは!

当時の人々の息吹が感じられる興味深い絵画が多かったです。

音声ガイドは第1章の入り口付近

作品目録はビデオの流れる部屋と第1章の2箇所にありました。取り忘れ注意です。

3章と4章の間にはトイレ、ビデオを見ながら座って休憩できるホールもあります。

 

では、何点か印象に残った絵画を紹介します。

光沢の表現が脅威的に上手い画家

まず第1章の部屋に入るまでに『窓辺で手紙を読む女』の修復までの経緯と修復風景のビデオが流れます。

だだっ広い部屋に一大きなスクリーンがあって、少し驚きました。

上映時間は約5分。常に10数人がビデオを見てる状況でしたが、部屋が広いので密は気になりませんでした。

第1章の部屋は全体にスモークピンクの壁で落ち着いた可愛さがありました。

見逃せないのは光沢のある衣類の質感が抜群に上手かった画家テル・ボルフの作品

ヘラルト・テル・ボルフ《手を洗う女》1655-56年頃

女中のシンプルな黒の衣装と手を洗っている女性の豪華な光沢のある衣装の対比がみどころです。

女性の裕福さを引き立てるように描かれています。

サテンの画家と言われるだけあって、絹の光沢やシワのリアルさは衣類の重さを見て感じるほどで圧巻!

17世紀のオランダの絵って、ただ日常を描いているようで日本人にも馴染みやすいんですが、実はたくさんの寓意が隠されていてパズルのように考える楽しさもあります。

私は手を洗う女性の清潔感、忠実の象徴である犬、若い女性の美の儚さを意味する鏡が曇り、鏡から女性が背を向けているところから、見た目の美しさだけでない女性の美徳のようなものを表現しているのかなと感じました。

ちなみに答えはありません。絵にはただたくさんのヒントが散りばめられていますが、どんな答えを導き導き出すかは人それぞれだです。

聖書に書かれた曖昧な言葉から自ら答えを導き出すのがキリスト教の特徴。

絵も同じなんです。

ある程度のルールはあるけど、最終的には自分がどう感じるかです。

個人個人の答えを見つけてみてくださいね。

 

あらゆる階級の肖像画

カトリック(キリスト教)の影響が薄く、チューリップバブルに沸いたオランダでは絵の注文主は教会ではなく裕福な市民です。

人気があったのは肖像画。

王侯貴族や権力者だけではなく、あらゆる階層の人たちが肖像画を注文できるようになったんです。

個人で頼む人もいれば集団でお金を出し合って集団肖像画を描いてもらうこともありました。

 

そして、肖像画を描くための練習用として描かれたトローニーと呼ばれる「誰でもない肖像画」

もしかしたら「こんなを描けますよ」って感じの宣材としてつかわれていたのかもしれません。

有名なレンブラントの真珠の首飾りの少女もトローニーです。

モデルになったは画家自身や身近な人が多かったようです。

今展ではレンブランが妻サスキアをモデルとして描かれたトローニーが展示されていました。

レンブラント・ファン・レイン『若き日のサスキアの肖像』1633年

これじつは、17世紀のオランダの衣装ではなく中世風の衣装を身につけています。

17世紀のオランダに生きる実在の人物でないのですが、顔は奥さんのサスキアにそっくりです。

少し表情が怖いような気もします。まだ結婚前だったのでしょう。

ぎこちなさが初々しい。

ミヒール・ファン・ミーレフェルト『女の肖像』1643年

16世紀に出現した白くて大きなラフ襟(ひだ襟ともいいます)。

今でいうレフ板効果で肌が明るく綺麗に見えると大流行しました。

17世紀になるとラフ襟は付け外し可能になり大きさがエスカレート。

この当時の貴婦人の肖像画には必要以上に大きなラフ襟がたくさん描かれています。

ものすごく生活しにくそうですが、足元が見えずゆっくり動く姿が優雅にみえるってことでその流行は長く続きました。

オランダで発展した風景画

17世紀のオランダでは堅苦しくて説教くさい宗教画よりも、今まで人気のなかった静物画や風景画が市民たちに好まれました。

特に風景画は人気で、町の画家、自然の画家など画家によって細かくカテゴリー分けされていたようです。

 ヘリット・ベルクヘイデ『アムステルダムのダム広場の眺望』1670-75年

ベルクヘイデは都市景観の画家として有名でした。

こちらは現代のダム広場。

ベルクヘイデの風景画が正確に精密に描かれているのがわかります。

17世紀の人々の生活が垣間みれる興味深い作品です。

チューリップバブルに湧くオランダ

ヤン・デ・ヘーム『花瓶と果物』1670-72年

もともとは中央アジアを原産とするチューリップでしたが、16世紀にオランダに持ち込まれ大流行を巻き起こします。

人気の株には日本円で数千万円の値がついたんだとか!

その喧騒は日本ではチューリップバブルと呼ばれ、諸外国では「熱狂のチューリップ」と呼ばれているようです。

こちらは当時もっとも高値で取引されたという赤と黄色のチューリップ。そのほかには白と紫のチューリップも高価でした。

ヤン・デ・ヘームの描いた花瓶と果物の中にも高価なチューリップが描かれています。

私たちが感じているよりも当時の人々の目には遥かにゴージャスに映っていたことでしょう。

花をいけるガラスの花瓶の描写も見事で、部屋の窓枠が映り込んでいて無限の空間を想像させます。

花につく水滴や小さな虫たちもリアルに描かれているので、ぜひ本物をじっくり鑑賞してみてください♪

キューピットが現れただけじゃない「窓辺で手紙を読む女」

 

お待たせしました!今展唯一のフェルメール作品。

最後の章では、修復が終わり激変したフェルメールがついにお目見えします。

 

大きな部屋に展示されているのは、それほど大きくはない絵が3点だけ

修復を終えたフェルメール『窓辺で手紙を読む女』と過去に描かれた複製が2枚が向かい合わせになるように展示されていて、修復前の絵と比べられるようになっています。

修復前と修復後に大きく変わったのはキューピット。

キューピットが現れたことで、彼女が読んでいる手紙の内容が恋文であることがわかりました。

修復後の絵を実際に見て感じたことは、キューピットが現れたことももちろんですが、全体が明るくなり絵の印象が激変しました。

以前に「窓辺で手紙を読む女」を見た時は、彼女の表情からは悲しみを感じて手紙の内容は訃報だったのかなって思っていたんです。

修復後の女性はすこし困った眉をしていますが、口はかすかに微笑んでいます。悲しみではなく「恥ずかしさ」って感じ。

手間のテーブルにこぼれ落ちそうな果実にも光が当たります。恋の終わりを表現しているという説もありますが、個人的には恋愛特有の幸せでいて不安といった感情の現れかなと(*/▽\*)

窓から差し込む光もどんよりしたものから明るい光に変わりました。この絵の変化を感じることができたのはとても新鮮な体験でした。

 

絵の変化は楽しいのだけど、個人的には壁に美しい余韻を感じた修復前の作品の方が好きだったりします。

恐ろしいのはフェルメールの名画「牛乳をそそぐ女」の壁にも地図らしき絵が見つかっていること。


※この絵の展示はありません

修復しないで欲しい〜〜(ノд-。)クスン

 

フェルメールと17世紀オランダ絵画展のグッズ

画像出典:フェルメールと17世紀オランダ絵画展公式サイトより

図録の価格は税込2900円でA4ワイド版のみの販売です。

ミニ図録を販売してくださいっ!!

図録が重くて持って帰れないという方はネット通販もあります。

産経iD
産経ネットショップ
MARUYODO
蔦屋オンライン

 

ミッフィーとのコラボ商品が可愛かったですよ。

私はトラウマがあってミッフィをみると悲しい気持ちになってしまうので買えません。

ビー玉
ビー玉

悲しいっ

ほかにはヨーロッパのお菓子などが充実していたのが印象的。

私はイラストレーターCOFFEE BOYさんとのコラボ商品でるトートバッグ(935円)を購入。

可愛いですよね。

 

以上、全体に地味ではあるオランダ絵画ですが、オランダ絵画の奥深さを知ることができる良き絵画展でありました。

大阪市立美術館アクセス

画像出典:大阪市立美術館公式サイト

最寄駅からのルート

大阪市立美術館は天王寺からも動物園前からもアクセス可能な便利な美術館ですが、どちらかも徒歩で5〜8分ほど歩かなくてはなりません。

どちらもルートも詳しく書いておきます。

【最寄り駅】

Osaka Metro
御堂筋線 動物園前駅 1番出口 約8分
御堂筋 天王寺駅 5番出口 約6分
谷町線 天王寺駅 15,16番出口 約6分
JR
天王寺駅 中央改札を出て約6分
近鉄
南大阪線 大阪阿部野橋駅 西改札口をでて約11分

【天王寺駅からのルート】

大阪メトロの場合は西改札から出て直進、「ekimo」を真っ直ぐ進みます

突き当たりを右、5番出口から階段を登って地上に出る

北に(5番出口を出て左)に進み

横断歩道を渡ってすぐ

左折して天王寺公園に入ります。

公園内は日陰が少なく暑いんですが、至る所にミストがあって意外と涼しかったです。

日傘や帽子は必須ですけどね。

動物園の手間を右折するとすぐに美術館です。

 

【動物園前駅からのルート】

大阪地下鉄の場合、美術館への最寄駅は「動物園前」。電車は1号車両に乗ると出口が近いです。

1番出口から地上へ出ましょう。

 

地上へ出て5mほと歩き、最初の曲がり道を左折します。動物園の看板が目印です。

高架下を潜り

出てすぐを左折

商店街(ジャンジャン横丁)が気になる人は中を通ってもOKです。

阪神高速に沿って進み

動物園の入口横の階段を登り

 

真っ直ぐススメば正面が美術館です。

天王寺公園駅地下駐車場

(連絡先:06-6773-0909)

平日8:00〜22:00
30分 300円
22:00〜8:00
60分100円
当日24時間
1500円
土日祝8:00〜22:00
30分 300円
22:00〜8:00
60分100円
当日24時間
2,500円

平日は美術館のある天王寺公園の駐車場が安めなので、できるだけ近い方がいいという方は天王寺動物園の駐車場に入れちゃってください。

ただ、休日は少々高め。

また少しでも安い方がいいという場合は

穴場駐車場

天王寺公園のすぐ横にちょっとしたファッションホテル街がありまして、お子様連れには不向きかもですが、休日でも6時間1,000円代駐車可能です。

このエリアには駐車台数少なめの小さな駐車場が点在しています。

台数が少ないので詳しい住所は言えませんが、この駐車場は公園東口ゲートと目の鼻の先で徒歩1分くらい

空いていればラッキーです。

もっともおすすめなのが地図の住宅街にある駐車場です。

休日でも1000円台の中規模駐車場が点在しています。

少し公園から遠いかなと思うかもですが、地図上部の天王寺公園の茶臼ゲートから入場すると美術館まで近いんです。

日本庭園を楽しみながら美術館へ向かうことができます。

今回は展覧料金が少々高めなので、駐車場は節約したいという方は参考にしてもらえると嬉しいです。

本日は以上です。お読みいただきありがとうございます。

紹介しきれない名画が盛りだくさん♪

Twitterではブログで紹介しきれなかった作品も毎夜1点づつ紹介しています。

よかったらお立ち寄りください

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コメント

  1. Nick Ollie より:

    フェルメールの絵、キューピッドが登場したことで、前よりもなんだか明るい絵になった感じがしますねー。フェルメール自身が塗りつぶしたってことはないのかな?

    • ビー玉 より:

      Nickちゃん、コメントありがとうです♪
      フェルメールがなくなって数十年後に塗りつぶされたことがわかったらしいです。
      個人的には前の暗めの絵も好きだったんだけど(^▽^;)

  2. ジミー より:

    ビー玉さまこんにちは!
    2000年に大混雑の大阪市立美術館で見た「真珠の耳飾りの少女」からフェルメールに憑りつかれてはや22年。やってきました修正後世界初公開の「窓辺で手紙を読む女」。お盆前の平日空いている時間に行こうかなと思っております。いまからワクワクして寝られない夜が続きそうです。

    • ビー玉 より:

      ジミーさん、コメントありがとうございます。
      ちょっと地味ですけど、私は地味で精密な絵がすきなので、見応えがありましたが、いわゆるフェルールを期待していくとがっかりするかもです。
      楽しんできてください(^人^)

      • ジミー より:

        ビー玉さん、ありがとうございます。先日行って参りました。

        今回のお目当ては修復後の「窓辺で手紙を読む女」です。
        他の17世紀オランダ絵画には目もくれずに一直線でフェルメール絵画に向かいました。
        第一印象は、なんかごちゃついているなあと思いました。レプリカで修復前の
        作品も同じ部屋に展示されていましたが、ビー玉さんと同じく個人的にはこちらの方が好みです。
        日本人は余白がある絵の方が好むようですね。画面いっぱいにいろいろあるのは疲れます。

        「牛乳を注ぐ女」も壁の裏には地図があるんですね。絶対修復反対ですね。
        余白があるから独特の静謐感を感じるのです。窓辺からやわらかい光がぼわっーと入っていて何もない壁をほの明るくしているのが好みです。修復して地図が現れたら「牛乳を注ぐ女」は台無しですね。

        また次回いつかはわかりませんが、フェルメールの絵画が来るのを楽しみにしております。

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