12星座を名画とともに!あなたの星座の意外な由来!

神話

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こんばんはビー玉です。

あなたは星占いを信じますか?

私は、朝の情報番組の星占いで悪い結果が出ると、なんとなく気になります。

星占いに使う12星座はギリシャ神話に由来しているというのをご存知の方も多いと思いますが・・

では、どんな逸話があるのかを知っている!という方は多くはないのではないでしょうか?

本日はそんな12星座の世界にあなたをナビゲートします。

よろしければ、最後までお付き合いください。

 


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12星座とは何?

星座の歴史というのは紀元前3000年頃(今から5000年前)、人々は夜空を見上げて星を繋ぎ、英雄物語やラブストーリーを想像していたというのが起源と言われていますが、年代も合わせて正確なことはわかっていません。

私の想像でしかありませんが・・

地図のなかった時代、遊牧民たちが自分たちの位置を正確に知るために太陽や星を使っていました。

その知識を子どもたちに教えるのに、星座を物語にして教えていったんじゃないかなと思うのですよ。その方が小さい子は覚えやすいですから!

ちょうど遊牧民が誕生したのも紀元前3000年頃だと言われていますし・・

その遊牧の民が世界に広がり、世界中で似たような神話が広まっていったんだと思っています。

無数にある星座を整理して、現代も使われていいる形にしたのは2世紀頃、その後人類が大航海時代を迎え、望遠鏡が発明されるまで、この数はほぼ一定でした。

現在では、国際天文学連合により88個の星座が定義されています。

88個の星座の内、12星座はどうやって決められたのかといえば、

地球を中心として、太陽の通り道である黄道上を1年12のブロックに分けて、そのブロックに入る星座から選ばれました!

選ばれし星座は、牡羊(おひつじ)座、牡牛(おうし)座、双子(ふたご)座、蟹(かに)座、獅子(しし)座、乙女(おとめ)座、天秤(てんびん)座、蠍(さそり)座、射手(いて)座、山羊(やぎ)座、水瓶(みずがめ)座、魚(うお)座の12星座。

これにへびつかい座を加えて13星座で占う方法もありますが、一般的にはまったく浸透しませんでした(^▽^;)

あなたは何座?

● 牡羊座 3月21日〜4月20日生まれ

【主な性質】 情熱的で行動的、リーダーシップに長けているが、熱しやすく冷めやすい面もある。

● 牡牛座 4月21日〜5月20日生まれ


【主な性質】我慢強く忍耐強い。美しいもの、調和の取れたものが好き。内弁慶なところがある。

● 双子座 5月21日〜6月21日生まれ


【主な性質】好奇心旺盛、行動力もあり先を見通す力に長けているが、二面性があり信用できないところもある。

● 蟹座 6月22日〜7月23日生まれ


【主な性質】感受性がが高く気を遣う性格で面倒見が良い。嫉妬深い一面も持つ。

● 獅子座 7月24日〜8月23日生まれ


【主な性質】人前に立つことが得意でリーダーシップにも長けている。威圧的な一面もある。

● 乙女座 8月24日〜9月23日生まれ


【主な性質】責任感が強く理知的。仕事はできるが自己アピールが苦手で、正統に評価されないことも!

● 天秤座 9月24日〜10月23日生まれ


【主な性質】社交的で理性的。あまり感情的になることはない。平和主義者。考えすぎて身動きがとれなくなることがある。

● 蠍座  10月24日〜11月22日生まれ


【主な性質】情熱的で、意志が強い。官能的で他の人を誘惑するすべに長けている。魔性タイプ。

● 射手座 11月23日〜12月21日生まれ


【主な性質】自由を尊ぶ冒険家。おおらかな性格で人から好かれる反面、計画に甘さがでる。

● 山羊座 12月23日〜1月20日生まれ


【主な性質】責任感があり、真面目で働き者。晩年に成功する人が多い。警戒心が強く、ややスピード感に劣る

● 水瓶座 1月12日〜2月19日生まれ


【主な性質】天才型が多く、型にはまらない自由な発想力がある。気紛れで神経質な面もある。

● 魚座  2月20日〜3月20日生まれ


【主な性質】ロマンチスト。感受性が豊かで芸術的な才能に恵まれている。頼まれごとに嫌というのが苦手で、人に利用されがち。

 

星座の由来と絵画

牡羊座

作者不明 「プリクソクとヘレー」ポンペイ壁画 西暦45-79 

ギリシャのテッサリア王アタマスの後妻イーノは、王と別れた前妻の子どもである王子プリクソクと王女ヘレーを疎ましく思っていました。

そこで、大飢饉を利用して王子を生贄にしようとします!

ゼウス(実母がゼウスに頼んだとも)がそんな王子を不便に思い、空飛ぶ金の羊を遣わし王子と王女を連れて逃しました。

残念ながら王女ヘレーは飛んでいる羊から落ちて死んでしまうのですが、王子プリクソクは遠く逃げ延び他国の王女と結婚!

ゼウスへの感謝の気持ちを表す為に金の羊を生贄に捧げました。

え〜〜〜〜〜羊殺しちゃうの?って感じですが、ゼウスには最も大切なものを捧げるものなのです(゚∇゚ ; )

普通にゼウスに返したらいいやん?って思うのは私だけではないはず!!

まぁ諸説あるんですけどねw

牡牛座


ギュスターヴ・モロー作「エウロペの誘拐」1868年

フェニキア(今のレバノン)の王女エウロペを見初めたゼウスは白い雄牛となってエウロペに近づきます。

美しい白牛に促されるままにエウロペが背中に乗った途端・・・ゼウスは猛スピードで海を超えギリシャのクレタ島に連れ去り、子どもを産ませます。

その子どもがのちのミノス王になり、エウロペはヨーロッパの語源となりました。

ゼウスが雄牛になって駆け回った姿が牡牛座の由来です。

ゼウスが浮気性なのは、ギリシャ神話をかじったことがある方なら誰もが知っていると思いますが、実はゼウスの子孫を名乗りたい人間が辻褄を合わせるために、ゼウスが手当たりしだいに人間の女性にも手を出したという神話を作りあげていったんですが、モローの描くエウロペはゼウスの血脈を受けるべく、使命を背負って自らゼウスを誘惑したように見えます。

ゼウスに手籠にされる女性たちはみんな従順で受け身なんですけど、モローの描く女性は強くてホッとします。

双子座

コレッジョ作 「レダと白鳥」1532年

スパルタ王の妻レダに恋したゼウスは白鳥に化けて、レダと関わりを持ちます。

ちなみに白鳥の長い首は男性の〇〇の象徴とされることが多いのですよ。

それを踏まえて見るとエロティクな絵ではないですか(ノ∀`)タハー

ギュスターヴ・モロー作「レダ」1865-1975年

モローの「レダ」なんていうのはちょっと苦笑しちゃうんですけどね(゚∇゚ ; )

館長
館長

不謹慎です!!

 

この交わりによって、レダは2つ卵を産み、文字通り1卵生の双子を2組産み落とします。

ゼウスの子
ポルックス(男)
ヘレネ(女)
夫の子
カストル(男)
 クリュタイムネストラ(女)

白鳥に化けたゼウスの子はともかく、夫の子どもまで何故に卵?

そもそも人間がどうやって卵を孕むの?ってツッコミどころ満載ですが、ここは神話なのでなんでもありですw

ポルックスとカストルは特に仲良く成長し、人間の子であるカストルだけが戦死してしまうんですよねぇ(ノД`)シクシク

悲しんだポルックスは自分の命(不死)と引き換えにしてもいいからカストルを蘇らせて欲しいと願い、1日置きに入れ替わるという形で聞き届けられました。

この強い兄弟愛がゼウスの心を動かし、双子座として星座になったのです。

星座では2人はいつも一緒です。

蟹座

フランシスコ・デ・スルバラン作「ヒュドラと闘うヘラクレス」1634年

ゼウスはアルクメネという人間の女性を見染め、彼女の夫の姿に変身して我がものにします。

ビー玉
ビー玉

ゼウス、人間のクズ(人間ちゃうけどw)

そしてゼウスとアルクメネの間に生まれたのが、半神半人の英雄ヘラクレスです。

夫が愛人に生ませたヘラクレスを心よく思っていなかったのがゼウスの正妻ヘラです。

ヘラはヘラクレスを亡き者にしようと、ヘラクレスが8つ(9つともいう)の頭を持つ蛇と戦っている最中にヘラクレスの足を切り落とそうと蟹を仕向けます。

だけど、蛇との戦いに集中しているヘラクレスが気付かずに蟹を踏み潰して蟹は哀れジ・エンドというwww

シリアスな話が多い12星座の逸話にあって、 “一休み” 的ななシュールな逸話です。

哀れに思ったヘラが蟹を星座にしました。

ヒュドラと闘うヘラクレスの足元に、いるかいないか分からないほど地味に描かれることが多い蟹なのですw

 

獅子座

ルーベンス作「ネメアの獅子とヘラクレス」1615年

これまた英雄ヘラクレスが倒した人食い獅子の逸話から・・

ヘラクレスは女神ヘラの策略で妻と子どもを死に追いやってしまいます。その罪滅ぼしとして12のクエストをこなしていくんですが、この獅子も先ほどのヒュドラもそんなクエストの一貫です。

凶暴な敵を次々に倒しヘラクレスは英雄となっていきます。

今のように写真がない時代、画家たちは実際に見たこともない獅子(ライオン)を想像だけで描くしかありませんでした。画家の王と言われたルーベンスをもってしても、獅子とは程遠いものになっています(;´д`)トホホ…

 

乙女座


ベルニーニ作 「プロセルビーナ(ベルセポネ)の略奪」 1621〜1622年

実は乙女座のモデルなった乙女が誰なのかわかっていません。

手に稲穂を持っていることから、豊穣の女神デメテルだという説もありますが、デメテルはゼウスとの間に娘をもうけてますので、流石に “乙女” とは言えない・・・

じゃぁデメテルの娘で、花摘みをしている時に冥王ハデスに見初められて強奪されたベルセポネじゃないかとも言われています。

また、天秤座と隣接するため、天秤を持ち物とする正義の女神アストライア(ローマ神話のユースティティアと同一視される)ではないか説もあります。アストライアは直訳すると「星乙女」なので、あながち無理やりではないかもしれない。

まぁ、誰とは決まっていないので、自由に理想の女性像なんているのを当てはめてみるものいいかもしません(((uдu*)ゥンゥン

天秤座


サルヴァトル・ローザ作 「地上を去るアストライア」1640年ごろ

天秤座の天秤は先ほど登場した女神アストライアの持ち物です。

この天秤は物の重さを量るものではなく、人の善悪を計る物です。

人間界に悪が蔓延るようになりと、女神アストライアは多忙を極めます!

あまりのブラック企業さながらのハードワークに天界へ逃げ帰ってしまったというのが天秤座の由来です。

太古の昔、神と人間は一緒に暮らしており、人間に悪の兆候が見られた時点で他の神々は早々に天に登ってしまったのに、アストライアは最後まで人間界に残った女神でもあるのです。

ブラック企業は逃げるものより残された者が地獄を見るのはいつの世も同じですね(―‘`―;)

蠍座


ダニエル・サイター作 「死せるオリオンとアルテミス」1685年

狩りの名手であったオリオンは「どんな動物も倒せる」と豪語していました。

その言葉に激怒したのが大地の女神ガイヤ(ヘラという説もあり)です。

大地の恵である動物たちへの感謝の気持ちが足りないと怒り浸透!

 

館長
館長

当然ですね!

 

ビー玉
ビー玉

現代では、お笑い芸人の武井壮氏あたりがガイヤの怒りをかいそう

そこで、ガイヤはサソリを仕向けてオリオンをサソリの毒で殺してしまいます。

「どんな動物も倒せる」と豪語していたオリオンは小さなサソリに刺されて死ぬのです。

サソリは功績を称えられて星座になり、オリオンもまた星座になるのですが、オリオンはサソリを恐れて、同じ夜空に浮かぶことはありません。

意外と小心な英雄ですw

射手座

作者不明 「ケイロンとアキレウス」ポンペイ壁画 西暦45-79 

野蛮だと言われた上半身が人間、下半身が馬という出立、野蛮で粗野なケンタウル族の中で、ケイロンだけだけは医学にもたけ、音楽を嗜み、弓矢も得意という逸材でした。

そんなケイロンにはたくさんの弟子たちがいたんですが、その弟子の1人であったヘラクレスの放った毒矢が間違って刺さってしますのです。

神の血をひくケイロンは不死のために毒に苦しみながらも死ねません。

あまりの苦痛にケイロンは不死を放棄し、死を選ぶのですが、そんなケイロンの死を悼んだゼウスはケイロンを星座にしました。

上の絵は教子であるアキレウスに弓矢を教えるケイロンです。

アキレウスは「アキレス腱」の名前の由来にもなっていて、後に唯一の弱点であったかかとを弓で射抜かれてなくなります。

師弟ともに弓矢に倒れることになるのはなんとも皮肉…この師弟関係は古代BL(ボーイズラブ)好き画家たちの格好の題材とされます(((uдu*)ゥンゥン

山羊座

神々が川のほとりで宴会しているところに凶悪な怪獣デュポンが現れます。

神々は様々な動物に変身してその場を逃げ去るんですが、山羊のツノを持ち、ヤギと風貌が似ていたパーンは魚に変身するつもりで川に飛び込むも、慌てて下半身だけ魚になったという姿が山羊座だと言われています。

 

実はパーンはパニックの語源となっていて、昼寝を邪魔されると雄叫びをあげて人々を混乱に陥れるからだと言われていますが、自らもパニックに陥って、その醜態を未来永劫星座として晒されちゃうっていうのも面白いです。

水瓶座

コレッジョ作「ガニュメデス(ユピテルの愛の物語)」1536年

ゼウスの魔の手は女性だけに限ったことではありません。美少年も大好きなんです(; ̄Д ̄)

トロイア建国の王トロスの息子ガニュメデスを見初め、ワシに姿を変えて連れ去ります。

ガニュメデスは神々の住むオリンポスでお酒を給仕する仕事を与えられますが、息子を連れ去られて悲しむ両親に、その姿をいつでも見られるようにと星座にします。

水瓶を持ち給仕する姿が水瓶座です。まぁ、お酒をお酌するだけではなかったでしょう。

私が彼の親なら、そんな姿を見せられる方が心配です( •ὢ•)

魚座

ギュスターヴ・モロー作 「アフロディーテ(ビーナス)」1870年

実は先ほどのパーンと同じで、宴会途中で突然現れた怪獣デュポンから逃げる為に魚に変身した親子がいました。アフィロディーテ(ビーナス)とエロスの親子です。

2人はリボンで尾を結び離れ離れにならないようにします。そんな親子愛が尊いってことで星座になりました。

なんとなく、親子愛よりも恋愛のイメージが強かったビーナスの以外な一面です(((uдu*)ゥンゥン

 

これで12星座出揃いました!

あなたの星座の由来はいかがだったでしょうか?

納得できる物でしたか?

ゼウスの鬼畜さが際立った話になりましたが、よかったら自分の星座の由来だけでも覚えていってもらえると幸いですm(_ _)m

本日は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

大人の美術館は毎週土曜か日曜の深夜(もう朝だけどw)に開館します。

また次の開館日にお会いいたしましょう(*ˊᵕˋ*)੭

 

コメント

  1. marimo より:

    星座と絵画、面白いです(*^艸^)

    ちょうどハッピーセットの付録に星座の絵本があって、小marimoと読んでたところでした♪
    ついつい自分や旦那様の特徴を見てしまいますね。旦那様の獅子座がいつもピッタリすぎて笑える(笑)

  2. Nick Ollie より:

    ふふふ、魔性の女、蠍座だぜい。怖いぜ、私は。むふふふふ。刺すぜい。

    (変なコメント、失礼しました。酔っ払ってる訳じゃないんだけど、ごめん)

  3. さくらノ より:

    私はやぎ座、だんなはうお座。
    二人とも怪獣デュポンに、してやられたようです・・・
    やぎ座ってどの星占いを見ても「堅実で真面目」というようなことが書かれているのですが、慌てて下半身だけ魚になるとか、人々をパニックに陥れようとして自分までパニックになるとか、けっこうおっちょこですねw

  4. 獅子座なましゅーです。(`・ω・´)シャキーン

  5. はっ、風太郎の誕生日が水瓶座になってる!(; ・`д・´)

    星座は年によって始まる時間が異なるのよ~(*´Д`)

  6. ヨウコの川歩き より:

    いやぁ~凄い大作ですね。私はギリシャ神話が苦手でビー玉さんの根気に頭が下がります。でも、ギリシャ神話を知っていると、作品の題名を見ただけでテーマがピンときますよね。
     私は乙女座です(笑)ベルニーニの「プロセルビーナ(ベルセポネ)の略奪」のアングルが凄いワァ!

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