名古屋「コートールド美術館展」感想と完全ガイド。謎多き2人の美女が奇跡の来日!

美術展ガイド

ども、ビー玉です。

本日は出張美術館です。

名古屋市・愛知県立美術館で開催中の「コートールド美術館展 魅惑の印象派展」へ行ってきました!

大阪から名古屋まで、高速バスで片道3時間で1500円!

前回、豊田美術館にクリムト展を見に行ったときは、名古屋から豊田市まで1時間以上かかってヘトヘトになったんですが、今回の愛知県立美術館は名古屋駅から電車で10分くらい!最寄駅から美術館までは約5分と近いです!めちゃめちゃ楽ちんでした♪

時間に余裕もあったので名古屋グルメも堪能できました!

文末にスケジュールなどもまとめておきます。大阪からバスで行こうかなという方は参考になさってくださいね。

とはいえ、3月まで待てば神戸にも巡回してくるんですけど(^▽^;)

まぁ、名古屋へ行きたかっただけですwww

よかったら最後までお付き合いください。

では、出発です!

コートールド美術館展 魅惑の印象派展

 

2019年9月10日(火)~12月15日(日) 東京  終了

2020年1月  3日(金)~ 3月15日(日) 愛知

2020年3月28日(土)~ 6月21日(日) 神戸

コートルド美術館とは

コートールド美術館というのは、厳密にいえばコートールド美術研究所 (Courtauld Institute of Art) といいまして、ロンドン大学附属の施設なんです。

もちろん、お金を払えば大学関係者でなくても、コレクションを観覧することはできます。

コートールド美術館の所蔵品は、化学繊維のレーヨンを開発して財を成したサミュエル・コートールド氏のコレクションが中心となっています。

夫人エリザベスと共に築き上げたコレクションを夫人亡きあとに大学に寄贈し、大学で美術史を学ぶ環境をつくったというイギリスのアートシーンを大きくかえたすごい人です。

コートールドは小さい美術館ながら、印象派のコレクションは世界有数だと言われており、コートールド氏は当時はすこぶる評判のよくなかった印象派の最初のコレクターでもあるのです。

世論に惑わさられない確かな審美眼をお持ちのご夫婦だったんだなぁ・・と思います。

画像出典:コートールド美術館公式HPより

展覧会ではエリザベス夫人の写真も展示されていて、釣竿を持って立つ夫人の写真は上流階級の上品な夫人のイメージというのと違って、夫と共に苦楽を共にしたことが分かるような、かっこよくて素敵な写真だった・・

今回この写真欲しさに図録を買うかどうか本気で悩みました。

とても凝った作りの図録だったので、本気で欲しかったんですが・・・

今回は重くて断念しました(;´д`)トホホ…

神戸では体力に余裕があったら買おうかなと思っています。

愛知県立美術館・混雑状況

展覧会場である愛知県立美術館は、たぶん3回目です。

いつも車だったので気がつかなかったんですが、名古屋駅から地下鉄東山線で約10分。

最寄りの「栄駅」から徒歩3分という好立地!!「愛知芸術文化センター」の10階です。

後ろを振り向けば名古屋のテレビ塔という便利な場所。

ついに着いたぞ〜〜〜〜〜٩(●˙▿˙●)۶

と思ったら、なにやなら建物の中は暗いし閑散としてるんですよ・・・

一瞬「やっちまった・・・」と思いました。休館日に来ちゃったのかと(^▽^;)

1Fロビーには誰もいないし・・・・

恐る恐るエレベーターで美術館のある10階まで登ります。

ちょっと薄暗いけど、やってる〜〜〜〜!!人もいる〜〜〜〜ε-(´∀`*)ホッ

混んでませんっ

曇っていたせいもあると思いますが、美術館の入り口まではなんとなく薄暗くて怖かったwww

無事にチケット購入です♪

来館日は1月9日の木曜日、平日時々小雨の14:20ごろです。

ロービーは人がいませんでしたが、美術館の中にはそこそこ人はいます。

だけど、お気に入りの絵と1対1で向き合えるような贅沢さ!!

なにこれ?

たまたまなの?それとも愛知県が天国なの?

集客力のあるであろう印象派の美術展でこれほどゆったりと絵を観たのは初めてです。

休日や、閉展間際は混雑してくるかもしれませんが、今ならゆっくりと絵を鑑賞できます。

ロッカー

ロッカーは入り口を入ってすぐ右手です。専用のコインをいれるタイプと100円を入れるタイプと2種類。100円はあとで戻ってくるので、取り忘れのないように注意いてください。

コインは入り口はいってすぐ左のインフォメーションでもらえます。

防寒具や重いものは邪魔になるので預けてしまいましょう。

音声ガイド

音声ガイドは俳優の三浦春馬さんです。

個人的は話で申し訳ないんですが、春馬さんの声が大好きなんですよ(ノ∀`)タハー

ちょっと低音で、でも低すぎず、少しビブラートのかかるセクシーな声、上品にゆっくり話す感じがたまりませんでした。

絵に集中できないくらい・・・耳にこそばゆい35分です(;//́Д/̀/)イイ

料金は560円 おすすめ!!

【収録BGM】
ラヴェル:管弦楽四重奏 へ長調 第2楽章
ファーレ:シシリエンヌ
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
ドビュッシー:小舟で〜小組曲 第1曲
グノー:鏡の踊り〜歌劇「ファウスト」
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲
シャブリエ:音楽調の一頁
シャブリエ:スペイン狂詩曲
ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番 第2楽章
ディーリアス:断片 第3曲

 

コートールド美術館展 構成

コートールド美術館展の全作品目録はこちら

第1章 画家の言葉から読み解く

第1章では主にセザンヌ作品が多く展示されていました。

コートルドはセザンヌの作品を「魔術」と呼び、最も多く購入したのがセザンヌ作品です。

セザンヌ作「大きな松のあるサント=ビクトワール山」1887年

まるで浮世絵のような大胆な構図です。松の波打つ枝とヴィクトール山が波と富士山を描いた北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を彷彿とさせます。

北斎は波の迫力を、セザンヌは山の雄大さを強調しているようでありました。

ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」1892-1896年頃

全体に右に傾いたような構図です。

顔の大きさや、腕や足の長さもなんだか不自然だけども、不思議と均等を保ってる絵画と言われることが多いですが、私はあまり均等を保ってるようには見えないんだなぁ(^▽^;)

そのアンバランスさが不思議な魅力というか・・

たいして仲良くない男性2人が、ただそこに居合わしたというだけでカードを始めて、特に感情もない静物画のようです。

だけど全体が右に傾くことによって、滑り落ちるんじゃないというハラハラした気持ちで見つめてしまう!

ざわついた室内にこんな斜めの空間があったら「なぜ?」って息を飲んで観ちゃうでしょう?そんな静けさがあるんだなぁ・・・

その傾きに意味があるんじゃないかとか、男性の心理は?なんて、勘ぐっちゃうんですが・・・

きっとセザンヌにとっては人間もりんごや松と同じ、絵を効果的に構成する一つのパーツです。

それがなんか潔くてかっこいい( ´艸`)

うまく言えないですけど・・・おしゃれ♡

この章だけでもセザンヌ作品が9点もあるんです。展全部では10点。しかも粒揃い!!

この1章のセザンヌの部屋の静けさは忘れられないなぁ・・

第2章 時代背景から読み解く

この頃になると、鉄道網が整備され、都会の人々が自然豊かな地へ余暇に訪れようになります。

印象派の画家たちも光溢れる郊外を好んで描きました。

当初、中央の塔は煙突だと言われていましたが、今は教会の塔だとわかっています。まだ黄金に輝く美しい地に工業化の波が押し寄せる少し風景なのでしょう・・・

気持ちが持っていかれるような奥行き感がありました。

人工的な光に浮かび上がる夜の女たち

都会は人工的な電灯の開発によって夜の街が娯楽が盛んになっていきます。

そんな夜の街で活躍する二人の女性の話はまたあとで・・・

ロートレック作「ジャンヌ・アヴァリル、ムーラン・ルージュの入り口にて」1892年

当時人気のキャバレー “ムーランルージュ” でメリナイト(爆薬の一種)と呼ばれ激しいダンスで人気を博したアヴァリルを描いた作品。

激しいダンスは体力を消耗するのでしょう・・疲れ果てたアヴァリルがそこにいます。

出演前か後かはわかりませんが、画面全体に引かれた縦の線は、沈み込むような疲労感を表現しているように私には見えました。

それにしても、まだ20代のアヴァリルを老女のように描いているロートレックの筆は容赦ないわぁ(^▽^;)

ドガ作「踊りはじめようとする踊り子たち」1885-90年

これまた斬新な構図・・・主役のはずの踊り子たちが画面中央ではなく少しずれた場所に配置されています。

そのことで中央に踊り出して来るような動きを感じられる作品です。

右奥から当たる人工的な照明も踊り子を中央へ押し出しているように感じられます。

第3章 素材・技法から読み解く

この章では、X線を当てることでわかったこと、画家が残した文章などから、名画を読み解くという試みがされていて、興味深かったです♪

ドガ作「傘をさす女性」1870-72年

おそらく描いてる途中の作品だと思うんですが、まるで墨絵のよな不思議な絵でした。

帽子のあたりとか以外とディテールが細かくて、ドガってこういう細かいところが好きで描きたかったのかなぁ・・とか興味深くて印象に残りました。

ゴーガン作「テ・レリオア(夢)」1897年

ぱっと見、なんてことはない南国の日常風景にもみえるんですが、タイトルが「夢」

タイトルを見た途端に急に異世界感が強くなるwww

そう言われたら、壁には不思議なレリーフがあったり、レリーフの前の猫の目つきが悪すぎたり、視線を合わさない女性たちや、うつ伏せに寝ている子どももどこか不穏な感じもするし・・

これは、ゴーガンがたった10日で描き上げた作品です・・この時期は筆が乗っていたんでしょう。

ゴーガンのタヒチでも家族を描いたものだと思いますが、日常的な風景もゴーガンにとっては白昼夢のようにどこか現実ではないように感じていたのかなぁ・・・

40歳を超えて13歳の現地妻と同棲していたんだし、白昼夢くらいは見ちゃうかもねぇ(´-ω-`)

不思議な魅力のある絵でした。

最大の見所!対照的な2人の美女

この展覧会の目玉はなんと言ってもパリの夜を闊歩する2人の女性でしょう・・

※チラシは東京都美術館のものです

左)エドゥアール・マネ作 「フォリー=ベルジェールのバー」1882年

右)ピエール=オーギュスト・ルノワール作「桟敷席」1874年

先ずはルノワールの描く桟敷席の美女です。

モデルを努めたのは当時ルノワールのお気に入りだったミニ・ロベス。

男性はルノワールの弟がモデルを努めました。

どういう男女を描いたものなのかはわかっていません。

上流階級の御婦人、または高級娼婦だといわれていますが、私は高級娼婦だと思っています。

同時代に描かれた御婦人たちとは明らかに違うものを感じませんか?

ルノワール桟敷席の女性は自分を売り込む方法を知ってる女性のように感じます。上流階級の御婦人はこんな挑むような積極的な笑顔をこちらに向けることはない気がします。

当時、劇場などの観客席は高級娼婦とパトロンが出会う場所でもありました。

なので、この2人は舞台など観ていません。男性は他の席にいる女性の品さだめなんてしているのかもしれないけど、女性も同じです。

どんどんハイスペックなパトロンを捕まえてステップアップしなくてはいけないんです。

観客席は舞台を囲むように設置されていて、女性をこの角度から見るには反対側の観客席からみていることになります。

舞台の大きさによってはかなり遠くです。望遠鏡で観られているのかもしれない。

観られているどうかもわからない・・

それでも桟敷席の女性はこの笑顔で答えているんです。

笑顔の格差

それに対してですよ・・・

喧騒の中で孤独感を滲ませている女性バーテンダーです。

彼女はおそらく田舎からスターを夢見て上京したものの、芽が出ずにこの場所にいる女性・・・

不本意な場所であっても彼女に目を向ける人は誰もいない・・誰の主役にもなれていない女性。

詳しくはこちらの記事をご参照ください

マネ「フォリー・ベルジェールのバー」には何が描かれているのか?鏡を使った驚愕のトリック
マネが仕掛けた巧妙すぎる鏡のトリック!名画「フォリー・ベルジェールのバー」には、彼女が不機嫌の理由が一変する驚愕の仕掛けがあった! マネが死の直前に絵画に込めた驚愕の真実!

 

今だと、娼婦と聞くと卑しい商売というイメージがありますが、19世紀頃の高級娼婦は身分の高くない女性にとっては憧れの職業だったんです。自分でのし上がることできる唯一の職業が高級娼婦。

踊り子や女優を経てパトロンに見染めてもらうことで高級娼婦になれるのです。

高級娼婦についてはこちらの記事をご参照ください

娼婦の歴史!名画に描かれた華麗なる娼婦世界。神聖娼婦〜高級娼婦まで
こんばんは!ビー玉です。 今宵は、【大人の美術館】へようこそ・・・ 本日は・・・人類最古と言われる職業「娼婦」の世界にあなたをナビゲートします。 古代は神に仕える巫女(神聖娼婦)として・・・駆け上ることができれば貧...

 

自分の人生を駆け上がっていく女性と、そうでない女性の違いが歴然です。

プロ意識が違う!

どこで観られているかわかりません。気を抜いじゃダメってことです( ✧Д✧) カッ!!

いや〜〜〜この対象的な絵を同時に観られる幸せよ( ´艸`)♡

「桟敷席」の美女を観たあとに、この「フォリー=ベルジェールのバー」の前に立ったときに、鳥肌がたちました!!長年の謎が解けたような興奮を覚えたんです!!

雑誌アート

まとめ

コートールド美術館は研究機関です。なので、絵画を感覚的に観るというよりも、画家の残した言葉だったり、歴史的背景、最新の科学的な解析などに重きを置いて、絵画を読み解くという知的興味をそそられるような展示方法をされていました。

これが、なかなか面白くてですね・・これから、こういう展示方法が流行るんじゃないかなぁ・・

コートールド美術館の改修工事に伴って多くの名画が国内外に貸し出され、今回の来日が実現しました。

コートールド美術館から多くの絵画が来日したのは20年ぶりぐらいだと思います。

かなり昔に東京で観た覚ええがありますから・・

次にまた来日するのは20年後になるかもしれませんし、2人の美女が揃うかどうかわかりません。この機会にぜひぜひ♪

コレクション展がすごい!

コートルド美術館展が開催されている会場の隣室で愛知県立美術館所蔵のコレクション展も行われていたんですが・・・これがいいっっ!!!

しかも写真OKな絵も多数。

私が愛してやまないクリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」1903年

観たかったムンクの「接吻」1895年

その他、カンディンスキー、エゴン・シーレ、オスカーココシュカ、青の時代のピカソ、ルドンなどなど、名画が目白押しでした。愛知県立美術館はいいもの持ってるな〜♡

印象派が活躍した19世紀の空気を感じられるような展示でした。

コートールド美術館展のチケットを購入すると観られますので、忘れずに寄ってみてくださいね。

コレクション展「19世紀末から20世紀初めの美術 〜ムンクと象徴主義・表現主義〜」 

2020年1月3日〜3月15日まで開催中

 

このコレクション展を一緒に観られるのは名古屋会場だけです!

雑誌アート

ミュージアムグッズ

・A5 ダブルクリアファイル 463円
・ノート 780円
・ミニトート 3600円
・画家の年表Tシャツ 3500円
・プレイングカード 1500円
・ティー&ショートブレッド450円

などなど・・・お洒落で普通に持てるものが多かったです。今回は遠征費もかかっているし、重いしで、グッズは何も買わずに帰りました(^▽^;)

神戸に巡回してきたときも観にくと思うので、そのときに買おうかなと思います。

コートールド美術館展 愛知県立美術館概要

 

会場愛知県立美術館
展覧会名コートールド美術館展 魅惑の印象派展
期間2020年1月3〜3月15日
休館日月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)
開館時間10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
住所〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13番2号 愛知芸術文化センター10階
連絡先052-971-5511(代表)

チケット

観覧料

当日団体
一般¥1,600¥1,400
高大生¥1,300¥1,100

●中学生以下は無料

販売場所

交通機関

(画像出典:愛知県立美術館公式HPより)

地下鉄
東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩3分

名古屋鉄道
瀬戸線「栄町」駅下車、徒歩2分

大阪から名古屋までのアクセス

所要時間価格予約
新幹線約1時間¥5,820〜不要
ぷらっとこだま約1時間¥4,400必要
近鉄アーバンライナー約2時間¥4,260不要
高速バス約3時間¥1,200〜必要
今回は往復高速バスを利用しました。
ビー玉
ビー玉

10:55 大阪出発(高速バス)

13:45 名古屋到着
14:30 愛知県立美術館到着
17:00 美術館出発
17:20 名古屋到着

(名古屋駅周辺をブラブラ)

矢場とんで味噌カツ
名古屋駅でお土産購入
日本一高い場所にあるスタバで休憩

19:30 名古駅出発(高速バス)
22:30 大阪
23:00 自宅到着

1日存分に楽しみました♪

スマホ充電用のコンセント完備、WiFi完備。

WiFiの繋がりもよく、快適な行き帰りでした。

発着場所も我が家から違い場所だったので、本当に楽。

 

バスの中で食べた天むすが美味しかったこと♡

愛知県「コートールド美術館展 魅惑の印象派展」のレポートは以上です。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

また来週お会いいたしましょう(* ̄∇ ̄*)

コメント

  1. ヨウコの川歩き より:

    コートールド美術館展は今名古屋にいるんですね(*´ー`*)。
    愛知県立美術館、広々とした良い空間ですね。東京展はめちゃくちゃ混んでました(>_<)ヽ
    こんなゆったりした環境でお気に入りの印象派の作品を観たかったな。
     セザンヌにマネにルノワールにゴーギャンにロートレック!もうよだれもの(´¬`)でしたよね。
     ビー玉さんのレビューを読むと私にはない新鮮な視点が感じられて楽しかったです

  2. めるも より:

    ああ、わたくしにも莫大な財産があったなら!!?

  3. Nick Ollie より:

    おお、私の好きなロートレックもあるのね。アヴリルさんは老女だと思ってたよ。若いのね、そうよね、ダンサーだもんね。

    セザンヌも好きなのよね。なんかね、セザンヌの絵は静かな感じがするの。しかも不均衡さもあるよね。斜めな感じ、分かるわ。

    桟敷席の男性は、ほんといろんな席の女性の品定めしてる。舞台なんかちっとも見てない。

    こうやっていろいろ感じられる絵画はほんと面白い。昔好きだった絵が最近また好きになってきたのは、ビー玉ちゃんのこのブログのおかげです!

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