国立国際美術館『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』展の概要と作品紹介|ついに開催!

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こんばんは!美術ナビゲーターのビー玉です。

コロナの影響でどうなるかと心配していた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が日程を変更して開催されます。

英国が世界に誇る『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』その200年の歴史で初めて、 国外に所蔵作品展を貸し出します。 61作品、すべて初来日!ゴッホやフェルメール、レンブランドにセザンヌなど15世紀から10世期までのヨーロッパ絵画が並ぶ世紀の展覧会の開催です!!

 

国立西洋美術館(東京)
2020年3月3日〜6月14日
2020年6月18日〜10月18日

国立国際美術館(大阪)
2020年7月7日〜10月18日
2020年11月3日〜1月31日

コロナ2波がきたらどうなるんだろう?と心配ではありますが、開催中止ではなさそうでホッとしました。

チケット販売方法

東京は混雑緩和のために日時指定制になっています!!

当日券の販売はありません。

また22日までは、すでに前売り券・招待券・無料観覧の方のみの入場となります。

一般チケットの購入は6月23日〜10月18日の期間のみ!

以下の日程で指定券の購入が可能です。

コロナの第2波があるかもなので、念のために早めに行っておいたほうがいいんじゃないかなと思います。

なんとか大阪までたどり着いて欲しいっっ!!!

 

【販売日程】

6月13日6月23日〜7月5日
6月27日7月7日〜7月19日
7月11日7月21日〜8月2日
7月25日8月4日〜8月16日
8月8日8月18日〜8月30日
8月22日9月1日〜9月13日
9月5日9月15日〜9月27日
9月19日9月29日〜10月18日

【入場時間区分】

①9:30~10:00、②10:00~10:30、③10:30~11:00、④11:00~11:30、⑤11:30~12:00、⑥12:00~12:30、⑦12:30~13:00、⑧13:00~13:30、⑨13:30~14:00、⑩14:00~14:30、⑪14:30~15:00、⑫15:00~15:30、⑬15:30~16:00、⑭16:00~16:30、⑮16:30~17:00

いずれかの時間を選んで購入します。

毎週金・土曜日の夜間開館時は更に、⑯17:00~17:30、⑰17:30~18:00、⑱18:00~18:30、⑲18:30~19:30、⑳19:30~20:30

入場時間は決められてますが入れ替え制ではないで、入ってしまえば、ゆっくり鑑賞できます。

【チケット料金】

一般大学生中学生中学生以下
¥1,700¥1,100¥1,000無料

障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は、障害手帳の提示により入場無料です。日時指定券も必要ありません。

 

【販売場所】

e+(イープラス)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー

 

交通案内

JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分

駐車場はありません。

【近隣駐車場マップ】

画像出典:国立西洋美術館HP

ロンドン・ナショナル・ギャラリー

年間来場者数は600万人以上を誇り、ヴァチカン美術館とはいつも3位争いを繰り広げている世界有数の美術館です。

美術品の所蔵数は約2300点

ルーブル美術館 30万点以上

メトロポリタン美術館 300万点以上

ヴァチカン美術館 15万点以上

これらの美術館に比べると所蔵する美術品の数はめちゃめちゃ少ないですが、ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィニ夫妻の肖像」、ゴッホ の「ひまわり」などなど一生で一度は見たい名画がギュギュッと濃縮展示されている美術館です。しかも来館料は無料。

実は、この美術館は美術品を国外に貸出を行わないことで有名なんです(所有してる美術品が少なのでしかたないですが)。

それが、2020年に東京・上野の国立西洋美術館と大阪・中之島の国立国際美術館に所蔵作品が60点も来日します。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーから海外への貸出は世界初の試み!そして全ての美術品が初来日!

ヨーロッパの美術館の多くは王室コレクションが元になっているんですが、ロンドンのナショナルギャラリーは国民から選ばれた議会によって設立し、企業家のコレクションの寄付から初まったのが最大の特徴です。

来日作品リスト

PCの方は画像をクリックすると大きくなります。

カルロ・グリヴェッリ、ボッティチェッリ、ティントレット、レンブラント、フランス・ハルス、フェルメール、ヴァン・ダイク、ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケス 、ムリーリョ、プッサン、クロードロラン、アングル、カミーユ ・ピサロ、ルノワール、ドガ、モネ、ゴッホ、ゴーガン、セザンヌ、ほか

なんて濃いメンバー_(┐「ε:)_

どれをピックアップすればいいのかわかりませんが、とりあえず注目作品をピックアップします

フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』1888年

ゴッホが南仏アルルで画家仲間を迎えて共同生活をしようとしていた黄色い家に、キリストの十二使徒にあやかって12枚のひまわりの絵を描いて、仲間の部屋を飾ろうとしていました。4枚描いた時点でゴーガンただ1人が尋ねてきただけで、他は誰もきません。あとの3枚描いたところでメンタルダウンして描くのをやめちゃったんですが、今回来日した『ひまわり』は最初に描いた4枚のうちに1枚です。ゴーガンの寝室に飾られていた本作品は、友人たちとの共同生活を夢みて希望溢れていた頃ですね。まだまだ生命力あるひまわりです。

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン『34歳の自画像』1640年

レンブランは64歳で亡くなるまでありとあらゆる年齢の肖像画を60枚ほど書いています。34歳というと、ちょうど画家としてノリに乗っていた時代で、自画像からも悠然と微笑む「余裕」がみて取れますが、絵が売れ大金が入ったものの美術品の収集に使い果たしお金はなかったようです。
なんとなくお金がなくなっちゃった「でもまた稼げばいいか」という苦笑いにも見えなくもない(みわません)
だた、順風満帆というわけにはいかず、このあと妻のサスキアを病気で亡くして、世界3大名画に数えられる「夜警」が当時は不評で仕事が激減、人生は傾斜していきます。その転機点といえる自画像です。画家の人生の思いをはせて鑑賞してみてはいかがでしょうか?

カルロ・クリヴェッリ『聖エミディウスを伴う受胎告知』1486年

個人的には、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の一押し作品です。

カルロ・クリヴェッリの精密かつ優美な1枚!!

ルネサンス期の絵画で、抱えれている街並みも登場人物たちの衣装も、みんな15世紀のイタリアで流行ったものです。
この絵の中で描かれていのは、西洋界では定番のテーマ「受胎告知」です。ただ描かれているのはそれだけじゃぁないんです。
受胎告知
処女マリアが神の子を宿したことを天使ガブリエルがマリアに伝えにくる場面
この絵はイタリアのアスコリ・ピチェーノ市に自治権が与えられた記念に描かれました。
本来受胎告知の登場人物は聖母マリアと天使ガブリエルの2人だけなんですが、この絵にはたくさんの人やモチーフが画面いっぱいに書き込まれています。
この絵では最近技術だった遠近法が使われていまして、画面下にはりんごときゅうりが騙し絵のように飛び出して描かれます。絵の前にたった人は3D映画でもみるような気分だったんじゃないかなと思います。
当時の人々の気分になって、美麗で奥行き感のある画面をお楽しみくださいませ〜♪

フェルメール 『ヴァージナルの前に座る若い女性』1673-1675年

きっと大好きな人が多いであろうフェルメールですよ♪
フェルメール作品の中では、良作とはいえないかなって思うんですが、これちょっと意味深で色っぽい絵なんですよねぇ(((uдu*)ゥンゥン
西洋絵画において楽器というのは快楽の象徴
性的なことと=だったりするのですよ。
ヴァージナルというのはピアノと前身ともいえる小型の鍵盤楽器です。
その横にはヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロに似た楽器)
フェルメールのブルーと呼ばれるラピスラズリを原料にした顔料で彩られたドレスを着た女性が誰かを迎えているようです。
女性に見つめられているのは男性か女性かはわかりませんが、一緒に演奏するんでしょうか・・・
そこで壁の絵です。
ここに描かれているのは・・・
ディルク・ファン・バビューレン『取り持ち女』1622年
売春婦とその客。客と交渉する取り持ち女。フェルメールの義母が所有していた絵です。
女性をお金で買おうとしている・・まぁ色っぽい題材の絵なのです。
フェルメールの絵をパッとみただけで色っぽい要素なんて見えてこないかもしれませんが・・・
誰かを迎え入れようとしている女性、2つ並んだ楽器、壁にかけられた色っぽい絵
それらを意識して女性の表情をご覧ください。なにやら誘ってるように見えてきませんか?
ビー玉
ビー玉

じつは・・妄想を掻き立てる絵となっております(;//́Д/̀/)’`ァ’`ァ

館長
館長

ビー玉さんが妄想タイムに入りましたので、本日は以上です

『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』ではまだまだたくさんの絵画が来日しております。
それら全てが初来日作品!今後も貸し出されることがあるかどうかわかりません。
コロナ渦の折り、今後どうなるかわかりません。絵画好きなら必見の絵画ばかりです。早めの来展をおすすめします。
では、また来週お会いいたしましょう!SeeYou(*ˊᵕˋ*)੭

コメント

  1. Nick Ollie より:

    これね、行こうと思ってます。またチケット取ってないけど。有名なのがたくさん来てるみたいで楽しみ♪

    フェルメールのこの絵にそんな色っぽい意味があるとは知らなかった。そう思って見ると、女性のちょっとにやけたような顔の意味が分かってくる。

    でも家族と見に行く予定なので、そんな色っぽい絵だとは伝えられない、、、

  2. ねぇやん より:

    妄想お疲れさまです(`・ω・´)ゞ
    18日…ってもう始まってるんですねー、行きたいなー…
    上野って、結構なカオスだけど大丈夫かしら…(^^;)

  3. 「年間来場者数は600人以上を誇り…。」 * ̄ノ∀ ̄)ボソ あんまり誇ってないですよ。

  4. ash より:

    これ、「行ってQ」でみやぞんが勉強してた絵画展ですね!
    ビー玉さんが「エロ要素あんまりない」って言ってたのでそんなに見る気なかったのですが(←これもこれでどうかと思う、自分…(;´Д`))
    ちょっと興味持ちました。行けたら行きたいと思ってます。
    フェルメールの絵にそんな意味があるのか…。やっぱり絵っておもしろいですね!!

  5. ジミー より:

    カルロ・クリヴェッリ『聖エミディウスを伴う受胎告知』の詳細な描写や遠近法はこの展示会で一番注目しています。画面下のキュウリとリンゴを配置する遊び心も素晴らしいです。本物をぜひ観たい。大阪の11月3日が待てないです。新型コロナ第2波が来たら上野に行こうかなと考えています。

  6. ヨウコの川歩きw より:

    あぁ!そうですよね。「ロンドンナショナルギャラリー展」始まってる ずっと気になっていて、行きたいんだけど、まだ、覚悟が出来ないんです。
     いゃあ、行きますよ。確かに、今のうちかもしれませんね。
    「ひまわり」もフェルメールも見たいけれど、1番見たいのはカルロ・クリヴェッリの「受胎告知」かなぁ(*´ω`*)

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