ヌードはお好き?「パリスの審判」

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こんばんは!ビー玉です。

今宵は、【大人の美術館】へようこそ・・・

当館【大人の美術館】は、web上の仮想美術館です。
「知ると絵画は色っぽい」をコンセプトに、今宵も大人の美術館は開館します。

いやぁ、もう照れてる時間もないので、早々に本題に入ります♪

突然ですが、女性のヌードはお好きですか?

誤解を恐れずに言えば・・私は好きです(`・ω・´)キリッ ←爽やかさを演出

いやぁ・・美しいヌードは芸術だと思ってます。私の好みはノーコメントですけどねw

恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ!私やあなただけじゃありません!!遥か昔より、人間の裸体というものは、性別関係なく人々の興味を惹き付けてやまないものです。

 


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ヌードを描くための裏技

 

キリスト教が世に現れる前は、現代と比較して、もっともっと大らかにヌードや性的行為が描かれておりました・・・

おかしくなったのは、またしてもキリスト教です(。-`ω-)

中世におけるキリスト教文化の膝下では、「ヌード(特に女性)を描くなんて不謹慎なっ」って感じで、人間のヌードを描くことを禁止したんです・・・

あれ?じゃぁその時代に生み出された裸の絵画や彫刻は?と、疑問に思った人・・鋭い!!

あの裸体の主たち、実は人間ではないのです。

 


近代絵画以前でヌードになっている方々は・・・・

ほぼ全て「神さま(女神)」でっす(๑•̀.•́ฅ✧

上の絵画は、アントワーヌ・ヴァトー 作「水浴するディアナ(ディアナの水浴)」

ただただ際どいヌードを描きたかっただけやん?って感じで、処罰の対象になりそうなものですが、あるアイテムをひとつ描き足すだけで・・あら不思議!

「女神だからOK」

・・・と、簡単に許容されちゃいます。

 

アトリビュートという魔法

 

そのアイテムとは!!

「矢筒」・・・ええ、これを描き足すだけで、人間ではなく女神さまになります。

このように、その持物の持ち主を特定する役割を果たすアイテムを「アトリビュート」と言いまして・・

今回の場合、アトリビュートは「矢筒」。

矢筒は狩猟の女神である「ディアナ」のトレードマークなので、これを持っているのなら、人間じゃなくて、女神に違いないとなるわけです♪

まぁ便利Σ(・ω・ノ)ノ! 何にでも抜け道はあるってことですねww

 

そんなヌードに厳しい時代に、大人気だったテーマがあます。

 

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合法的にヌードが描けるテーマ

 

それは、「パリスの審判」。

上の絵は、ルーベンス作「パリスの審判」。

【ギリシャ神話:パリスの審判の概要】

とある神様の結婚式に呼ばれなかった「不和と争いの女神エリス」は、腹いせに金のリンゴを宴席に投げ入れます。そのリンゴに、「最も美しい君へ」というメッセージを添えて・・・

その「美しい君」に反応したのは、

全能の神の妻であるヘラ(アトリビュートは孔雀)
戦いの女神であるアテナ(アトリビュートは兜と盾)
愛と美の女神であるアフロディーテ(アトリビュートはクピド)

 

「最も美しい君」を決める審判を任されたのは、トロイの王子パリス

女神たちは、己が美を見せつけるだけでなく、パリスに賄賂を持ちかけます。

ヘラは絶大な権力を・・・
アテナは輝かしい戦勝を・・・
アフロディーテは・・・最高の美女を・・・

 

さて、あなたなら誰を選びます?

私ですか? いや・・・どう考えたってヘラでしょw 権力さえあれば、美女なんてどうにでもなりそうです!って思うんですけどねぇ・・・時代によっては戦勝でも同じものが手に入りそうw

 

しかし、パリスが選んだのは・・・なんと、「最高の美女」だったんですよ!!

パリス・・・あんたアホなん?って思うんですが、男性なら彼の気持ちが分かるんでしょうか?

絶世の美女が自分のものになるんですからねぇ・・

で、美女と末長くお幸せに〜♪ とはいかないのが神話の面白いところw

アフロディーテがパリスに差し出したのは・・よりによって敵国スパルタの王妃である「ヘレネ」・・敵国から王妃略奪・・・・・・そりゃぁ敵国も黙っちゃぁいませんて!もちろん王妃奪還のため、トロイに攻め込んできます。

しかも、選ばれなかったヘラとアテネの力を借りてね( ̄▽ ̄;)

おバカな王子の選択ミスによって、女性の最高神ヘラと戦いの女神アテネを敵に回してトロイの勝利はありません。そうしてトロイは滅んじゃったんですよ・・(;´д`)トホホ

 

まぁ、難しいことはさて置き、画家は3人の美女の裸体を思う存分描くことができるし、絵を注文する方も3人の美女の裸体を拝めるので、お得感が・・・という理由から、「パリスの審判」は長く絶大な人気を誇る題材だったのです。

「ボッティチェリ」「クラナッハ」、「ルーベンス」、「ルノワール」、「ヴァトー」などなど、多くの画家たちが「パリスの審判」を通して理想の裸体を描いています。

 

ルーベンスの女神たちは、今の感覚ではちょっと太りすぎでない?って感じなのですが、と、思われるかもしれませんが、当時は昔の日本のように、膨よかな女性が人気だった、ということなんでしょうね・・・それにしてもちょっとポッチャリだと思うけど(゚∇゚ ; )

 

さすが!ルーベンスはヌードだけではありません!

 

しかし・・・さすがは巨匠ルーベンス!!ただ欲求の赴くままに3人のヌードを描いていたわけではないんです。

それでは絵の中央上をご覧ください・・・

手に鞭と松明を持つ彼女の名は、「復習の女神アレクト」。

選ばれなかった2人の女神たちが、今後どういった行動に出るのか・・まるで、それを暗示しているかのようですね
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

いやぁなんともドラマチックです。

人生の選択は慎重にっ!!

この記事は動画でもお楽しみいただけます。

【西洋絵画入門】パリスの審判!ヌードを描くには言い訳が必要?

動画は不定期更新です。チャンネル登録していただけると、更新のお知らせがあなたのメールにとぢきます。よかったらチャンネル登録してくださいm(_ _)m

本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

当美術館は毎週土曜か日曜日の深夜に更新します。また来週お会いいたしましょう♪

 

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